中日・落合GMが駒大・江越大賀選手を視察

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 先日、明治大のキャンプを訪れ、ドラフト1位候補の山崎福也投手を視察した中日の落合GM、今度は静岡県浜松市で行われている駒沢大のキャンプを訪れ、ドラフト1位候補の江越大賀選手などを視察した。

 

落合GMが早くも2人目の視察

 まだオープン戦も行われていない時期でチームの練習が行われている。しかも紅白戦など実戦形式ではなく、シート打撃、フリー打撃が行われている。しかし落合GMはこの時期に早くも2チームを視察し、ドラフト1位候補に挙がる選手のチェックを始めている。

 しかもまたスカウト陣が同行することなく、専属広報と2人だけの視察だった。練習開始から終了までの6時間をかけて視察を行ったが、落合GMは「性分なのか途中で帰れない。最後まで見ちゃうんだよな」と話した。スカウトでも1箇所にこれだけの時間をかけて視察をする事は少ないのではないかと思う。それは多くの選手を見なければならないためだろうが、それでも練習をこれだけ長い間視察するのは異例という感じがする。

 他球団はもちろん中日のスカウトとも情報交換をして情報を入れず、落合GMの独自の目で見るスカウティング、どのようなドラフト会議の指名が行われるのか楽しみだ。

 

江越大賀選手は

 江越選手は東都リーグで通算9本塁打を放つスラッガーで、遠投120mに50m5.8秒台という俊足も光る。打球の飛距離は凄まじいものがあり、右のスラッガーだが瞬発力を生かすタイプで落合GMとはタイプが違うスラッガーだと思う。北海道日本ハムで活躍を見せている岡大海選手(2013年ドラフト3位)と比較しても同じか少し上のレベルのあると見ており、2012年に横浜DeNAからドラフト1位指名された駒大出身の白崎浩之選手のようにドラフト1位指名の可能性がある。

 この日は落合GMの視察を受けて、「テレビで見ている方。すごく緊張しました」と話した。昨年秋は3本塁打を放っているが、右方向のホームランが2本あった。江越選手は落合GMの現役時代の打撃をチェックしており「右方向への打球がすごい。ずっと右方向へ長打を打ちたくて練習してきた」と話した。

 2011年に阪神にドラフト1位指名された伊藤隼太選手は4年春に4本塁打を記録してドラフト1位指名を決めた。白崎浩之選手は4年春に打率.395で首位打者となりドラフト1位指名を決めた。江越選手もこの春が勝負となる。

 

 

オレ流視察、今度は駒大 - ニッカンスポーツ紙面:2014/2/25

 

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