中日ドラフト1位・根尾選手が最速仮契約、ショート一本で勝負

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中日はドラフト1位で指名した大阪桐蔭・根尾昂選手が、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円の最高限度額の最高条件で仮契約を交わした。

ショート一本で勝負

ドラフト会議から11日、4球団が指名重複し中日が交渉権を得ていた根尾昂選手が、今年のドラフト指名選手最速となる仮契約を交わした。中日は与田監督も「1分1秒でも早く契約したい」としており、その通り素早い仮契約となった。高校生だが年俸1億円、出来高5000万円、年俸1500万円の最高条件だった。

また仮契約後の会見では、プロでは二刀流ではなくショート一本でプレーしていくことを話した。ドラフト前にすでにプロではショート一本でプレーすることを決断しており、西谷監督にも「ショート一本でいかせてください」と話していたという。ドラフト前のスカウトとの面談時では、二刀流で評価をしている球団もあり、中日もそのように評価していたが、面談でショート一本でいく決意を伝えていたという。

根尾選手は中学時代に最速146キロの速球を投げて注目された。高校でも投手として多くの球団から誘われたが、大阪桐蔭では「入学したとき、試合に出たい気持ちが大きかった。投手の方が出させていただく機会があるかなと。でも、内野でいきたいとずっと思っていた」と、内野手でプレーすることを望んでいたという。

中日には京田陽太選手という、昨年新人王を取り、今年2年目も143試合に出場したレギュラー遊撃手がいるが、根尾選手は、「肩に自信はある。1年目は土台作りと経験を積むことも大事ですが負けたくない。」と話し、開幕スタメンの目標があるかの問いに、「それはあります」と話した。報道では、京田選手をセカンドに転向させるという報道もあり、中日もショート根尾で腹をくくっている可能性もある。

これでこの後は、入団発表があり、1月からの新人合同自主トレに向かっていく。甲子園で春夏連覇をした大阪桐蔭の根尾から、中日の根尾になる。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧

「ポジションはショート一本でいかせてくださいとお伝えしました。ショートはすべてのプレーに関わるチームの顔というか、一番の花形のポジション。憧れの場所、大事なところだと思う」
高校通算32本塁打と華麗な遊撃守備の一方で、投げても最速150キロ。高校野球ファンだけでなく、プロスカウトも投打で魅了した根尾だが、実は投手については、「入学したとき、試合に出たい気持ちが大きかった。投手の方が出させていただく機会があるかなと。でも、内野でいきたいとずっと思っていた」。あくまでも、日本一の強豪校で生き抜く術だったという。

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