中日はドラフト3位で指名した三菱重工名古屋の勝野昌慶投手と、契約金6500万円、年俸1200万円で仮契約した。
地元チームを優勝させてプロへ
勝野昌慶投手はこの秋、社会人野球の日本一を決める日本選手権でチームをMVPを獲得する活躍で優勝させ、まずは名古屋のチームを日本一に導いた。そしてプロ野球でも「どんなジャンルでも一番になりたい。負けず嫌いです」と話し、プロでも中日を日本一にする意気込みを見せた。
プロで話をしてみたい選手について聞かれると、「アメリカも経験している。どういう考えをもっているか聞いてみたい」と、松坂大輔投手の名前を挙げた。メジャー志望については「特に」と答えたが、メジャーなどでどのような練習が行われているのかなど、自分を高める方法について興味を示していた。
岐阜出身の地元選手、勝てば地元が盛り上がる。高校時代は福岡ソフトバンクにドラフト1位指名された県岐阜商の高橋純平投手とともに注目されたが、勝野投手は社会人でプレーすることになり、そこで力をつけて同じ舞台に再び立つ事になった。高橋投手は昨年に1試合に登板したのみでプロではまだ0勝、高橋投手よりも先に活躍し、自分の歩んだ道を証明したいし、高橋投手にも大きな刺激となる。ウエスタンリーグ、そして交流戦、日本シリーズなどで二人が投げ合う所をぜひ見たい。
社会人野球日本選手権ではエースとしてチームを初の日本一に導きMVPを獲得した右腕は「どんなジャンルでも一番になりたい。負けず嫌いです」とプロの世界でもNo・1になることを宣言。新人王についても「狙ってやるわけではないが」と言いながらも目標に掲げた。
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