中日にドラフト1位で指名された金丸夢斗投手は、最速154キロの速球を投げるが、これまで本格的なウエートトレーニングをしていないという。
「本格的に重りを持ったことがない」
154キロ左腕の金丸夢斗投手は、「本格的に重りを持ったことがない」と話す。プロ入り後の活躍を見据えて大学時代ではバーベルを担ぐのは時期尚早と自ら判断し、あえてウエートトレーニングを行わなかった。
それでも154キロを記録する出力がある。金丸投手は「呼吸」にこだわり、肺、横隔膜、腹筋、肋骨の動きを意識した呼吸で、体幹を強くする他に体全体の連動性を高める精度を上げたことで球速が増したと分析する。
たまに重りを持つと、スクワットで150キロ以上を挙げることができるといい、内側の筋肉の強さや質の良さを感じさせる。「野球がうまくなるためにどうすればいいかを考え続けてきた。まだ球速は伸びると思います」と話す金丸投手は、プロ入り後にウエートトレーニングも取り入れることも視野に入れている。
外側の筋肉をうまくつけてゆき154キロの速球が更に球威を増すことになれば、いったいどんな投手になるのか想像もできない。
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