中日、来年のドラフトで菅野投手をリストアップ!

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昨日、北海道日本ハムに入団拒否の連絡をいれた東海大・菅野智之投手だが、1年待てば巨人に入団できるかと決まったわけではない。このままだと北海道日本ハムは来年のドラフトで菅野投手を指名する事はできないが、他の11球団は指名できる。また来年のドラフトでは花巻東・大谷翔平投手や亜大・東浜巨投手など菅野投手に劣らない有力投手がおり、巨人がそのままドラフト1位で指名するかの確証もない。ドラフト1位指名を回避した時には他球団も指名しやすくなる。

そんな中、日刊スポーツでは中日が来年のドラフト候補として菅野投手をリストアップする、という記事が載せられた。中日・中田スカウト部長が「諸事情を抜きにして、ごく普通の好投手としてマークを続けます。また菅野君を指名できる機会ができたと考えてリストアップする」と話している。今年は野手の獲得を目指したため菅野投手の指名を回避、高橋周平選手を獲得した中日だが、来年投手の指名となれば、東浜投手などと一緒に菅野投手も候補に入ってくる。1年のブランクを差し引いても1位候補となれば当然指名も考えられる。

他にも今年のドラフトで最後まで菅野投手を指名候補に残していた福岡ソフトバンクなども指名の可能性がある。

ドラフト1位枠を失うというリスクは大きく今年の入団拒否をみて、確かに指名しにくくなったのは確実だろう。だからと言って長野、沢村のようにすんなりと単独指名がまかり通る事はないと今年のドラフトで痛感したはずだ。

渡辺オーナーがドラフトは違法というのなら、優秀な弁護士を抱えていて裁判で負けたことが無いのであれば、裁判所に訴えを起こして欲しい。そうすればこれまでドラフトで問題が起きると必ず出てきた、選手の人権や選択の自由とNPBの発展の為のドラフトの役割という2つの意見にはっきりとした基準ができるかもしれない。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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