東北楽天は社会人NO.1捕手の大阪ガス・岸田行倫選手をリストアップしていることが分かった。
嶋の後釜
球団関係者が「嶋の後釜、ライバルを作らないといけない」と話し、東北楽天は捕手を補強ポイントの一つとしている。広陵の中村奨成選手にも注目をしていたが、広島がドラフト1位指名を明言しており、東北楽天は清宮幸太郎投手、東克樹投手、田嶋大樹投手の3人の中から1位指名をするとみられている事から獲得は難しい。
そこで注目しているのが大阪ガスの社会人NO.1捕手・岸田捕手で、かねてより注目をしていたという。
岸田選手は報徳学園時代に145キロを記録する投手としても注目され、入団当初からショートを守り、2年生の秋に捕手に転向すると強肩強打の捕手としてプロ注目選手になった。U18代表としてアジア選手権にも出場している。
そして高卒から入団した大阪ガスでも1年目の日本選手権から正捕手を務め、日本選手権は2015年、2016年ともベスト4入りするなど好成績を残している。セカンドまでの送球が1.9秒台の強肩で東北楽天関係者は「プロでも走れないと思う」と話す。
嶋選手が正捕手を務め、足立選手が2番手捕手をつとめるが今年は49試合のみで一時はファームで過ごすなどまだまだという評価、嶋選手を脅かす存在として岸田選手の獲得の可能性は高い。
岸田選手には複数球団から調査書が届いているという話で、獲得するには2位か3位で指名する事は必須だろう。東北楽天の2位指名が有力となりそうだが、他球団が先に指名してくるかもしれない。
楽天、社会人NO.1捕手獲り スポーツニッポン紙面 2017/10/24
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