楽天、沖縄水産の142キロ右腕・國吉吹投手をリストアップ

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東北楽天は2005年からキャンプを行っている久米島出身のドラフト候補、沖縄水産の國吉吹投手をリストアップしていることが分かった。

沖縄屈指の右腕

國吉吹投手は174cm73kgの右腕で最速142キロの速球を投げる投手で、昨年秋の沖縄大会準決勝で、沖縄尚学を相手にノーヒットノーランを達成し注目された。この國吉投手について東北楽天の関係者は「身長はあまり高くないけど、いいストレートを投げる。」と評価し、「本格的に試合で投げ始めたのが昨秋からなので、一冬越えたらもっと伸びてくる」と注目をしている。

東北楽天は2005年から久米島でキャンプを行っており、2013年には日本一に輝いた。國吉投手は小さいころから楽天のキャンプに通い、ブルペンで則本投手などの投球を見てきた。好きな投手は則本投手だという。そして、「自分も、いずれは久米島初のプロ野球選手になりたいという思いはあります」と話した。

東北楽天の球団幹部は「久米島の子を優先的に獲得することはしない」というが「実力があれば獲得を検討することになる」と話した。沖縄では左は興南の宮城大弥投手が力が抜けているが、右ではこの國吉投手がNO.1と評価できる。

チームには左腕の上原一帆投手も140キロの速球を記録する。二人で春に九州大会に出場し、夏は興南を倒して甲子園に出場することができれば、秋には久米島初のプロ野球選手誕生となりそうだ。

2019年度-高校生-沖縄県のドラフト候補リスト
2019年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

楽天が球団創設初年度の05年からキャンプを行っている久米島に、逸材がいた。国吉は潜在能力の高さを買われ、春夏通算12度出場の沖縄本島の古豪に進学。昨秋の沖縄県大会準決勝では、沖縄尚学を相手にノーヒットノーランを達成するなど、140キロ左腕・上原一帆(2年)との二枚看板でチームを14年ぶりの優勝に導き、九州大会にも出場した。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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