東北楽天は、ドラフト7位で指名したJFE西日本の吉川雄大投手と、契約金2500万円、年俸700万円で入団に合意した。
167cm右腕
吉川雄大投手は167cmの右腕投手で、広陵高では太田光捕手とバッテリーを組み、安定した投球を見せていた。東海大、JFE西日本でも安定した投球を見せていたが、個人的には特に目を引くということがなく、今年のドラフト会議の指名で驚いた一人だった。
東北楽天は2016年に、ENEOSの左腕・高梨雄平投手をドラフト9位で指名、好投手ではあるが同じく指名に驚いた投手だったが、プロではリリーフとして活躍をしている。また、180cmと大型で大学から注目されていたものの、Honda鈴鹿の瀧中瞭太投手も2019年のドラフト6位で指名し、今年10勝を挙げる投手となっている。
吉川投手にも、高い制球力と攻める投球を評価して指名をしており、指名あいさつの時にはスカウトから、右打者のインコースをえぐるシュートの習得をすすめられた。現在はそのシュートを練習しており、「キャッチャーに受けてもらって少しずつ出来るようになってきている。うまく使いこなせるようになれば有効なボールになると思う」と話す。
「僕も大きくない野球選手を目標にしてきたので。そういう目標となるプロ野球選手になれればと思います」と話す吉川投手、小さな大投手となって社会人野球の投手、小柄な投手のモチベーションを高めてくれる投手になってほしい。

指名あいさつ時にスカウトから習得をすすめられた、右打者の内角をえぐるシュートも継続して練習中。「キャッチャーに受けてもらって少しずつ出来るようになってきている。うまく使いこなせるようになれば有効なボールになると思う」と手応えを示した。

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