【2025新入団選手発表】東北楽天の新入団選手の推定年俸・背番号と活躍予想

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東北楽天は12月5日に、新入団選手の発表を行った。選手の推定年俸、背番号、現在地と将来の活躍のイメージを予想してみます。

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東北楽天2025年入団選手一覧

順位 選手名 位置 出身 身長体重 投打 契約金 年俸 背番号
1 藤原聡大 花園大 178/73 右右 10000 1600 13
2 伊藤樹 早稲田大 177/85 右右 7000 1100 20
3 繁永晟 中央大 174/88 右右 6000 1000 30
4 大栄利哉 学法石川 178/85 右左 3500 550 72
5 伊藤大晟 れいめい 174/76 左左 3000 550 79
6 九谷瑠 王子 177/80 右左 3000 900 45
7 阪上翔也 近畿大 180/90 右左 2700 700 42
育1 幌村黛汰 日本海富山 177/74 右左 270 250 126
育2 大坪梓恩 日本海石川 190/110 右右 270 250 129
育3 中沢匠磨 白鴎大 183/80 右左 270 250 133
育4 金子京介 神奈川大 186/100 右右 270 250 134
育5 島原大河 四国IL愛媛 183/93 右左 270 250 122

新人選手の横顔

ドラフト1位・藤原聡大選手 期待度1年目:☆☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆☆

花園大学から初のドラフト1位指名となった右腕。全国的な知名度はまだ低いかもしれないが、4年秋の評価は大学生投手でもトップクラスで、実績の差はあるかもしれないが中日に1位指名された大学NO.1の中西投手よりも勢いでは上回っていた。

大きくない体から150キロを超すストレート多彩な変化球を操り、そのどちらも評価される球だった、またマウンド度胸も満点で、一気にドラフト1位まで駆け上がった。今の球を投げられれば、当然のごとく1年目からローテーションとして投げられるだろう。そしてパ・リーグの新人王争いに絡むのは間違いない。則本投手のように長年球界のエースとして君臨する選手になって欲しい。

ドラフト2位・伊藤樹選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆

早稲田大のエースとして、大学野球の最高峰の一つ、東京六大学リーグで通算22勝を挙げた右腕。高校時代から150キロ前後のストレートと、多彩な変化球を投げており、完成度の高さと実戦経験は今年の候補の中でもトップクラス。ゲームメイク能力に長け、大崩れしない安定感はプロでも即通用するレベルにある。

何より、自分のスタイルをしっている。高校3年時でもドラフト上位候補と注目されるほどで、大学でも1年春から活躍もできたと思うが、2年春までは試行錯誤を重ね、ややコントロールが悪くなったものの、球の勢いが増していた時があった。しかし、大2年秋からはチームに貢献するために、一旦、元に戻したような感じでチームに貢献し、2年秋からの5季だけで22勝を挙げている。

大学4年時も、パワー全開のプロ野球で投げるならば、もう少し球威が欲しいという声も聞かれたが、当然本人も知っている。おそらく、1年目から今の投球をすれば1軍でも5勝くらいはできると思うが、プロで長くやるために1年目はパワーをつけながら今の変化球を使えるように時間を使うかもしれない。そしてそれができた時には球界のエース・伊藤樹となるだろう。

ドラフト3位・繁永晟選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆

中央大学の強打の内野手。パンチ力のある打撃と、ガッツあふれるプレースタイルが持ち味で、何よりセカンドやサードを守れるユーティリティ性と、ベンチで盛り上げる明るさがあるのは、DeNAの牧選手に近い。ベンチに居て欲しい選手No.1だろう。

侍ジャパンでは副主将としてベンチ入りしていたものの、レギュラーとして出場は無く、打撃技術や守備の技術としては、共に及第点という評価であることは否めないが、上背があまり無いなかで細かった下級生時代から、4年時は見違えるほど大きくなった。それにつれて打球の強さが大学トップクラスに並んできた印象も受けていた。

何より1軍にいる時間が長くなる選手になることは間違いないだろう。その中で打撃と守備でアピールし、レギュラーと入れ替わることができるか。茂木選手のような活躍が期待される。

ドラフト4位・大栄利哉選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆

学法石川高では1年時から強肩強打の捕手として、140キロを越す球を投げる投手として注目されてきた。体格も178cm85kgとしっかりと作られている。ただし、まだ未完の大器という所で、侍ジャパンU18代表では良さも課題も見せていた。まずは捕手として、プロの投手の球を受け、リード面を磨き、捕手というポジションのメリットを活かしながら打撃も磨いてゆきたい。

ドラフト5位・伊藤大晟選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆

鹿児島・れいめい高校出身の左腕。体は大きくなく、顔もあかぬけていなくて優しそうだが、マウンドでは堂々と勢いのある球を投げ、神村学園などを苦しめた。一目見れば良い投手と認識されるサウスポーで、しっかりと育てて欲しいと願いたくなる。

左打者のインローとアウトコースへのストレートを活かして、左腕投手で必須となっているチェンジアップをしっかりと見に付けたい。

ドラフト6位・九谷瑠選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆

社会人・王子から入団の26歳オールドルーキー。王子に移って一気に開花して、都市対抗で橋戸賞を獲得した。実績などがそれほど有るわけではないが、今年の投げられる球を評価されての指名ということでは、ドラフト1位の藤原投手に近い期待のされかたで、即戦力として期待されるのはまちがいない。26歳ということで、いい意味でも悪い意味でも1年目から先発、リリーフでフル回転が求められるということでは、藤原投手よりも実績を残すかもしれない。それができる投手だ。

ドラフト7位・阪上翔也選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆

近畿大学の大型外野手。高校時代は二刀流として140キロ後半を投げる投手としても注目されていたが、大学で野手に専念してそれが成功した。抜群の強肩とともにパワフルな打撃が武器で、180cm90kgの体を活かしたフルスイングは魅力十分。大学代表候補合宿でも秋山俊選手(中京大・埼玉西武ドラフト3位)と比較しても遜色は無かった。育成で獲得した強打の選手と競い合って、右の長距離砲として覚醒したい。小郷選手のように下位からレギュラーを取ることができる選手だろう。

育成指名選手

育成ドラフトでは「パワー」と「サイズ」に注目が集まった。特に育成2位の大坪梓恩選手は190cm110kgという日本人離れした体格を持つ外野手で、そのパワーは規格外。育成4位の金子京介選手も186cm100kgの大型内野手で、高校時からホームランを量産している。球団として常に日本人4番を求め続けてきた楽天で、育成から這い上がって4番を打つ選手が出てくるか注目したい。

幌村黛汰選手が攻守にバランスの取れた選手で、中沢匠磨投手もサウスポーとしてバランスの良さが評価される。島原大河捕手も守備と打撃の良さが特徴で、パワー選手が注目される中で、この3選手がどんなアピールをするのかも期待してみていたい。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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