北海道日本ハムの山田GMと大渕スカウトディレクターが、ドラフト会議で1位指名した大谷翔平投手の自宅を訪れた。自宅には大谷投手も帰宅しており、両親と3人での面会となった。ただし、反応については各紙で意見が分かれている。
会談の流れとしては、まず、栗山監督からの「大谷君へ、夢は正夢、誰も歩いたことの無い大谷の道をつくろう」と書いたボールを手渡されると、大谷投手は笑顔を見せて受け取った。そしてその後、指名の経緯を説明し、北海道日本ハムの育成能力についての説明を約50分行った。
しかし大谷投手からは「メジャーで長くやりたい、そのためにはこの時期にメジャーにいく事が良い。パイオニアになりたい」と話したという。その後、次回の面談の約束をとり、最後には玄関まで大谷投手本人が見送りに出て終わった。
そしてこの面談の状況について、スポーツ報知、スポーツニッポン、ニッカンスポーツは難航必至の情勢は変わらない、としており、山田GMも「分からないですね」と応えたという。それに対しサンケイスポーツは、メジャー入りの意思は伝えられたものの入団拒否などの強硬な反発はなく、山田GMも感触は「よかったと思っています」と応えたとされています。
ただしいずれにしても、次回の面談がキーポイントになってくるでしょう。栗山監督が直接訪問することになり、あの熱いしゃべりで説得にあたることになりそう。また、ダルビッシュ投手がつけていた背番号11を渡すということで、そこでどうなるでしょうか。いずれにしても、大谷投手の誠実な対応には敬意を表したいですね。
大谷本人と両親に対し約50分間、指名に至った経緯や球団の育成方針について説明。ただ、大谷からは「高校生からは初めてなのでパイオニアとしてやっていきたい。メジャーで長くやりたい」と、あらためて強い意思表示があったという。大谷の態度を翻意させることが極めて難しい状況に直面し、日本ハムとしては栗山監督の直接出馬にいちるの望みを託すしかなくなってきた。この日も席上では、栗山監督が「大谷君へ。夢は正夢。誰も歩いたことのない大谷の道を一緒につくろう」と記したサインボールを手渡した。
山田GMは「本人が会ってくれたことは喜んでいます。わびも半分、何としても獲得したいという話をさせてもらいました。感触は分かりません」と語った。ドラフト翌日に学校で指名あいさつを行った際には本人は同席しなかった。この日は直接会えたことが収穫ではあったが、大谷の「変心」には栗山監督の直々の熱い口説き文句が必要だ。
収穫はあったが、手応えはなかった。「本人にも会えたし、次回の約束も取り付けることができた。来るまでは最悪の事態も想定していたので、本当によかったです」。約50分間の指名あいさつを終えた山田GMの表情は、言葉とは裏腹に最後まで険しいままだった。
ドラフト翌日の26日に初めて行った指名あいさつでは、本人に会えなかった。この日も両親との面会予定で、本人が同席するかは未定だった。山田GMと大渕SDが大谷家のリビングに足を踏み入れると、大谷の姿があった。160キロ右腕を何としても獲得したいという熱意を直々に伝えたが、同GMは「本人は複雑そうな顔をしていました」と残念そうだった。 全文は原文のサイトをご覧ください。
風向きが変わりつつあるのか。大谷に会えず、18分間で終了した1度目の指名あいさつから一転。この日、午後6時前から約50分間の会談を終えた山田GMと大渕隆スカウトディレクターは確かな手応えを感じ取った。「両親と面会ということで来たのですが、思いがけず本人が出てきて、3人で会うことができました。きょう会ってくれたことには喜んでいます」
中略
同GMによれば、この日も大谷は「メジャーで長くやりたい。高校生からは初めてなので、パイオニアとしてやってみたい」と従来の姿勢を崩さなかったという。それでも、入団拒否などの強硬な反発はなく、会談後は父とともに玄関先まで出て2人を見送り、丁寧に頭を下げた。
「(感触は)よかったと思っています」と短い言葉に熱い思いを凝縮させた同GM。待てば海路の日和あり。大谷に会えずに終わった26日の指名あいさつから1週間。160キロ右腕を口説く希望の光がわずかに見えてきた。 全文は原文のサイトをご覧ください。
コメント