北海道日本ハム・大谷翔平選手、140km/h台カットボール披露

北海道日本ハムドラフトニュース 2012年ドラフトニュース

 さながら「今日の大谷選手」という感じで毎日大谷選手の事を書いているが、北海道日本ハム・大谷翔平選手がブルペンで捕手を座らせて投球、カーブ、スライダーのほか、140km/h後半のカットボールを投げるなど、順調な仕上がりを見せた。

 この日は全部で16球の投球を行ったが、スポーツ報知では全ての球を記載している。それによるとストレートは6球、カーブが5球、スライダー3球、カット2球となっており、球種を織り交ぜて投げている。

 その中でカットボールについて、捕手を務めた荒張裕司捕手(2009年ドラフト6位)は、「140km/h台後半の直球と同じ感じで来て、手元で切れた」と話した。このボールは昨夏に花巻東のOBであり今年のドラフト候補でもある猿川拓朗投手(現東海大3年)から教えてもらったという。そして猿川投手は東海大の先輩で昨年巨人ドラフト1位の菅野智之投手から伝授されたものだという。

 大谷選手は「低めに、しっかり投げられるか不安もあった。行く前に確かめたかった」と捕手を座らせて投げたことを話した。そしてこの日はフリー打撃では26スイングを行い自主トレを打ち上げた。2軍キャンプの国頭村に移動する。

 栗山監督は「体を追い込める状態になった。自分の頭の中で考え直さなくてはいけない」と話し、ゆっくりと育成する方針から若干スピードを上げる方針になるのかもしれない。こんな中、巨人のスコアラーが北海道日本ハムの2軍キャンプを視察することが分かった。他球団も大谷翔平選手に警戒感を持ってきているようだ。

 

 ストレートと同じ軌道から鋭く横に流れた。11球目。外角高めのカットボールが捕手のミットをえぐった。続けて、もう1球。大谷は「抜けてなかったので、いい球だったと思います」と満足げに振り返った。

 

 合同自主トレ3度目のブルペン。30球の立ち投げの後、初めて捕手を座らせた。すべてセットポジションからの16球。カーブとスライダーに続き、「菅野流カッター」をプロで初披露した。「140キロ台後半の直球と同じ感じで来て、手元で切れた」。受けた4年目捕手の荒張は、驚きを隠さなかった。

 

 カットボールは、昨夏、花巻東で3年先輩にあたる東海大の猿川拓朗投手(3年)に学んだという。猿川は西武の菊池と同学年で、今秋のドラフト有力候補でもある。菅野と2年春に寮で同部屋となり、直球に近い球速で真横にクイっと曲がる高速カッターの握りを伝授されていた。

 

 大谷は「バットの芯をずらす球は、木製では特に有効」とプロ入りを見据え、菅野のまな弟子に入門。カッターを習得した。かねてから、菅野については対面を熱望している。「カットボールがすごい。自分のはムラがあって、曲がらないときがある。カウントが2ボールとか(打者が)直球狙いのときに投げるんですけど。それ以外にどうやって投げるとか、聞いてみたい」と語っていた。

大谷、魔球カットボール初披露 GMも太鼓判 - スポーツニッポン:2013/1/30

 「ちゃんと低めに行ったし良かったと思います。カット?木製バットは芯をずらせばいいので使えると思います」

 

 高校時代から「みちのくのダルビッシュ」と呼ばれたが、体形や投球フォームだけでなく、多彩な変化球が武器なところも本家と同じだ。カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォークボールにカットボール。中でも「カッター」と呼ばれる魔球は昨夏の岩手大会前に覚えたばかり。花巻東OBで菊池雄星(西武)の同期だった猿川拓朗(東海大)から伝授されたが、すぐにマスターした。投球を受けた4年目捕手の荒張は「本当のカット。手元に来て横に滑るように変化する。140キロ前後は出ているでしょう」と絶賛した。

 

 大谷の場合、握り方はスライダーと同じ。やや浅く握ることでカットボールに変身させている。最速160キロを誇るだけに、直球に見えた球がやや横に滑るだけでもバットの芯を外すことができ、効果は絶大。ネット裏で見守った山田正雄GMは「精度が上がればプロでも十分使える」とうなずいた。

 二刀流を目指す大谷に対し、巨人が動く。投打の練習が本格化するとみられる2月11、12日の2日間、2軍の沖縄・国頭村キャンプにスコアラー経験もある香坂英典・編成調査室長(56)の派遣を決定。1軍の名護も視察予定だが、あえて投打を確認すべく2日間、大谷をマーク。交流戦があるとはいえ、他リーグの新人を優先分析するのは極めて異例だ。

 

 「順調ならすぐに1軍。昨年、ダルビッシュの穴を埋めた吉川のような可能性を大谷君には感じるし、そういう選手を調査するのがわれわれの仕事だからね」

 

 香坂室長の説明だ。巨人と日本ハムの交流戦は5月19、20日(札幌ドーム)と6月5、6日(東京ドーム)。巨人は大谷をほぼ即戦力と評価。動向次第では実戦が本格化する3月以降にスコアラーの派遣も検討する。

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