日本ハムがドラフト1位指名・伊藤大海投手を公表

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北海道日本ハムは吉村GMが取材を受け、ドラフト会議で、苫小牧駒大の伊藤大海投手を1位指名する事を公表した。

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NO.1の投手

先月行われたスカウト会議で大学生投手の1位指名を示唆し、大渕スカウト部長が「一番いい投手を考えています。」と話していた。候補には早稲田大の早川隆久投手も候補に挙がっていたが、吉村GMはこの日、「NO・1投手として評価しました」と伊藤大海投手を最も高く評価していることを明らかにした。

吉村GMは、「今年のリーグ戦の成績に限らず、昨年までの投球内容、特に国際試合、ジャパンにおいての投球内容を評価しました。先発、クローザーとしての適性までも併せて評価しています」と伊藤投手の評価について説明をした。

伊藤投手は2018年、2019年の侍ジャパン大学代表に選出され、2018年の日米大学野球では5戦中4戦に登板、1,2戦はリリーフで登板してそれぞれ1回を無失点。3戦目は先発したものの3回3安打2失点も5つの三振を奪った。5戦目はリリーフで3イニングを投げ2安打4奪三振無失点に抑えていた。

また2019年の日米大学野球でも5戦中4戦に登板し、すべてリリーフ登板。2戦目こそ同点の場面で登板しサヨナラホームランを浴びたが、1戦目、4戦目、5戦目は1回をノーヒットに抑え、メジャー予備軍を相手に力を見せた。

苫小牧駒大という事で東京で投球を見せたのは2018年のみだったが、日本文理大戦で9回5安打10奪三振2失点で完投勝利を挙げていた。最速155キロの速球に、様々な変化球をコントロールよく投げ分けることができ、リリーフも先発もできる投手。早稲田大の早川投手に引けを取らない投手と評価されていた。

北海道日本ハムは2006年に駒大苫小牧の田中将大投手を指名しているが、出身は兵庫県で、北海道出身の選手を1位指名するのは初となる。

2020年ドラフト指名予想
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「NO・1投手として評価しました」と説明した同GMは「今年のリーグ戦の成績に限らず、昨年までの投球内容、特に国際試合、ジャパンにおいての投球内容を評価しました。先発、クローザーとしての適性までも併せて評価しています」と高い評価を口にした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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