北海道日本ハムは、ドラフト2位で指名した千葉学芸・有薗直輝選手と、契約金6000万円、年俸600万円で仮契約を交わした。高校通算70本塁打の右のスラッガー。
右の大砲
有薗直輝選手は高校通算70本塁打を放った右のスラッガーで、サードの守備も安定をしている。また投げても140キロ後半を記録するという肩も密かに注目されている。
その有薗選手をドラフト2位で指名した日本ハム、現在、同じポジションに売出し中の野村佑希選手がおり、野村選手との争いとなる。担当の高橋スカウトが「チームを代表するスラッガーになってほしい」と言葉をかけたが、「今の段階の実力ではなれないと思うので1日1日技術を上げていきたい」と話し、慎重かつ着実に歩んでいく事と話した。
日本ハムは新庄監督が就任したが、「スター性があって魅力的な監督。パフォーマンスもやれと言われたらやります。ビッグボスとも呼べれば」と話す。監督は来年、全選手を1軍で起用することを明言しており、そこでチャンスを掴むことを期待している。有薗選手も「チャンスだと思うので、しっかり準備していきたい。初球から強いスイングをします」と目を輝かせた。
野村選手と有薗選手が3,5番を打つような打線になれば、北広島の新球場はアーチを何本もかけることになるだろう。期待したい。

仮契約を終えた有薗は「指名あいさつの時よりも落ち着いた感じで話せました」と安堵(あんど)の表情で会見場へ現れた。担当の高橋スカウトから「チームを代表するスラッガーになってほしい」と言葉をかけられ、「今の段階の実力ではなれないと思うので1日1日技術を上げていきたい」と気を引き締めた。
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