北海道日本ハムの新庄監督は、アメリカのメッツ傘下の3Aでプレーする加藤豪将選手について、「面白いかなと思って。足も速く、根性もあるみたい」と評価していることがわかった。
2013年にドラフト2巡目でヤンキースに指名
加藤豪将選手はカリフォルニア出身で、5歳で再びアメリカに渡るとアメリカでショートでプレーし、高校卒業時の2013年のMLBのドラフト会議でニューヨーク・ヤンキースの2巡目(全体の66番目)で指名された。
その後、マーリンズ、パドレスを経て昨年オフにブルージェイズと契約すると、今年始めてメジャーリーグでプレーをした。その後、メッツに移籍をし、現在は3Aでプレーしている。
185cm90kgの大型内野手で、3Aのチームではこの日は6番セカンドで出場し3打数1安打だったというが、内外野のほとんどを守れる万能型で、恵まれた体からの強打も見せる。
この日、新庄監督はドラフト会議の方針について、「即戦力を獲りたい。投手も野手も捕手も。来年、再来年の2年に懸ける」と話し、現時点では6位に低迷しているが、新球場に移転する来年、再来年に勝負をかけると即戦力の獲得を要望しているという。
その中で加藤選手について「加藤君をドラフトにかければ面白いかなと思って。足も速く、根性もあるみたい」と話した。自身もメッツでプレーしていたことがあり、気にかけているようだ。
北海道日本ハムは新庄監督が就任する昨年のドラフト会議では、高校生中心の指名を展開した。今年は過去の指名から見ても即戦力の指名が多くなりそうな印象で、加藤選手もその候補に入ってくる可能性もある。
北海道日本ハムはメジャーに移籍する選手も多いが、マイケル中村投手、多田野投手など、メジャーから逆輸入してプレーしている選手もおり、加藤選手の指名の可能性は十分考えられる。

「加藤君をドラフトにかければ面白いかなと思って。足も速く、根性もあるみたい」と新庄監督。自身も03年にメ軍傘下3Aで36試合プレーした。諦めずにメジャー昇格を目指す姿に「そういう選手は凄く好き」と人間性も高く評価した。
コメント