北海道日本ハムの新庄監督は、甲子園に出場した選手について、高松商の浅野翔吾選手と、大阪桐蔭の松尾汐恩選手を即戦力と評価した。
1年やれるんじゃね?
新庄監督は、「あのバッター、いいですね。高松商の1番バッター。あの子、ドラフト1位? 足も速いしね。」と話し、高松商の浅野翔吾選手を取り上げると、「ヘッドの使い方かな。ここが下がらない。下半身と上半身が逆の動きでヘッドの使い方。」と打撃フォームの良さを評価した。
また、「あの子も、いいですよ。大阪桐蔭のキャッチャーの子。いいっすね。」と話し、大阪桐蔭の松尾汐恩選手も評価した。
浅野選手は高校通算67本塁打のスラッガーで、今大会は3試合で打率.700、3本塁打6打点を挙げている。50m5.9秒の足と遠投110mの肩もあり、新庄監督のように三拍子揃った外野手として今年のドラフト1位候補に挙がる。
また、松尾選手は今大会は打率.571、2本塁打9打点を記録した他、捕手として150キロ前後の球を投げる投手をリードした。
また、新庄監督は「あと、代打で出てきて、補欠だろうけど、この子いいなという子も結構いました。」と話し、高校生の打撃に注目していたという。
北海道日本ハムは来年から新球場のエスコンフィールドに移転するが、現在の札幌ドームに比べて両翼が狭く、ホームランが有効になる可能性が高い。そのために長打力を持つ選手は補強ポイントの一つとなっている。
また新庄監督は現在最下位に低迷するチームに、「即戦力を獲りたい」と話しているが、高校卒選手についても「即戦力になるでしょう。高校の練習よりプロの方が楽なんだから1年やれるんじゃね?って思います」と話した。浅野選手、松尾選手も即戦力として指名する可能性もある。


新庄監督 あのバッター、いいですね。高松商の1番バッター。あの子、ドラフト1位? 足も速いしね。
1人目は高松商(香川)・浅野翔吾外野手(3年)。今大会は3試合で打率7割、3本塁打、6打点と活躍した。イチロー氏から昨年12月に直接指導を受けた50メートル5秒9の走力も魅力で、BIGBOSSは昨夏と合わせて通算4本塁打をマークした強打者の打撃技術にほれ込んだ。

かねて今秋のドラフト会議では「即戦力を獲りたい」と希望を口にしていた。ただ、選手によっては高卒でもOKの姿勢で「即戦力になるでしょう。高校の練習よりプロの方が楽なんだから1年やれるんじゃね?って思います」と持論を展開。


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