日本ハムは11月26日に、2022年に入団する新人選手の発表を行った。選手の推定年俸、背番号をまとめます。
北海道日本ハム2022年入団選手一覧
順位 | 選手名 | 位置 | 出身 | 身長体重 | 投打 | 契約金 | 年俸 | 背番号 |
1 | 矢澤宏太 | 投手/外野手 | 日本体育大 | 173/71 | 左左 | 10000 | 1500 | 12 |
2 | 金村尚真 | 投手 | 富士大 | 176/83 | 右右 | 7000 | 1100 | 24 |
3 | 加藤豪将 | 内野手 | メッツ3A | 185/91 | 右左 | 合計1億円 | 3 | |
4 | 安西叶翔 | 投手 | 常葉大菊川 | 186/86 | 右右 | 3500 | 530 | 54 |
5 | 奈良間大己 | 内野手 | 立正大 | 172/72 | 右右 | 3500 | 770 | 58 |
6 | 宮内春輝 | 投手 | 日本製紙石巻 | 176/75 | 右右 | 2500 | 850 | 62 |
育1 | 藤田大清 | 外野手 | 花咲徳栄 | 187/84 | 右左 | 300 | 260 | 125 |
育2 | 中山晶量 | 投手 | 四国IL・徳島 | 188/90 | 右右 | 300 | 260 | 126 |
育3 | 山口アタル | 外野手 | テキサス大タイラー校中退 | 179/89 | 右右 | 300 | 260 | 127 |
育4 | 山本晃大 | 投手 | BC・信濃 | 186/88 | 左左 | 300 | 260 | 128 |
新人選手の横顔
ドラフト1位・矢澤宏太選手 期待度1年目:☆☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆
大学代表候補でも50m走で5秒台を記録してトップのタイムを出し、ライト方向へスタンドに放り込む打撃など、外野手としての評価が高いが、個人的には左腕投手としても高く評価する。全体的なコントロールも安定しており、鋭いスライダーはワンバウンドでも大学生は手を出してしまうほど。この球がプロで通用するかどうかが1年目に投手としてどれだけできるかの鍵となる。
打撃に関してはやはり体力的な部分で、おそらくかなり体脂肪率の低い体で、1年間を戦い続けるためのケアやトレーニングがポイントとなる。まずは短い期間で活躍して、少し体を休める期間を作ったりしても良いのかもしれない。ただし徐々に1年間を戦える体にしてゆきたい。
ドラフト2位・金村尚真選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆
非常に小さなフォームから150キロの球を繰り出す投手で、ドラフト1位候補として評価されていた。良い時は制球力に加え、変化球でも面白いようにストライクが取れる。しかし、調子の良くない時には攻略しやすい投手になってしまうため、全体的なスケールアップが必要と思う。
ストレートの強さを生かすか、武田勝投手の右投手版みたいに、投球術を磨いていくタイプになるのかまだ方向性はわからないが、プロ野球に多いタイプではない特徴を活かしたい。
ドラフト3位・加藤豪将選手 期待度1年目:☆☆☆☆ 3年目:☆☆☆
メジャーデビューもしていて、プロでやれるという確実性は非常に高い。ショートで1軍で出場できるという力は証明できている。ただし、長くプレーをしている中で実力も見えており、日本でも長くプレーするにはここから何を伸ばせるのかがポイントになりそうだ。
ショートとして守備面でも、そして打撃面でももう一つ上乗せが必要と思う。
ドラフト4位・安西叶翔選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆
やや横から投げられるストレートの威力は非常に魅力で。下半身の土台もしっかりしている。夏に新型コロナの影響がなければ、もっと注目された投手になっていた。高校では上体の力で抑えることができていたが、プロでは下の力をもっと使って行けば、150キロ中盤も記録できそうで、球威でプロトップクラスになる可能性もある。
1年目はまずは下をしっかりと使ったフォームを作り上げたい。
ドラフト5位・奈良間大己選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆
ショートの守備に関しては、派手めに見えるプレーで目立つ存在になれるが、上川畑選手などと並んでしまうと、上手さではまだまだに見えてしまうかもしれない。足もそれほど速くない。
しかしその分、打撃に期待したい所がある。1番打者として思い切りがよく、切り込み隊長的な働きができるようになるのではないかと思う。将来的にセカンドやファースト、または外野での出場になるかもしれないが、打撃を磨いて勝負したい。
ドラフト6位・宮内春輝選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆
サイドハンドでバランスが良く、元々は左右に動く変化球が特徴だったが、ストレートは152キロを記録し、大卒4年目ながら球威がものすごくアップしての指名となった。
リリーフとして1年目から活躍が期待される。
育成指名選手
藤田大清選手は成長中の外野手で、今年春の鋭いスイングは高校生野手でもかなり上のランクになりそうな感じだった。肩や足もかなりのものがあり、オールマイティに外野手として楽しみな選手。中山晶量投手と山本晃大投手はそれぞれ四国IL、BCを代表する力のある球を投げる投手。
山口アタル選手は高いフィジカルを持ち、投げても球威を見せ、打撃でも強いスイングから飛距離がでる。高いレベルの投手などとどのくらいやっているかわからないが、そこでタイミングが取れて当たる感じだと打者として面白いし、肩の強さが一番の魅力だと思うので、本格的に投手としてトレーニングをしたらどんな感じになるのか楽しみな選手

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