北海道日本ハムは8月23日に、エスコンフィールドでスカウト会議を開き、今年のドラフト指名候補を203人から約90人へ絞り込んだ。上位指名候補は20人とした。
履正社・森田選手、上田西・横山選手が評価上げる
会議には小村球団社長も出席した。上位候補は約20人で、大渕GM補佐兼スカウト部長は、「大学生の投手は一番信頼できるエリアで割合が多い」と話し、青山学院大の常広羽也斗投手と下村海翔投手などがリストアップされた。
高校生では「進学希望も多く高校生の頭数が少ない」とし、夏の甲子園大会については「履正社の森田君、活躍したのでその辺が大きかった。あとは上田西の横山君も評価が高かったです」と履正社の森田大翔選手と上田西の横山聖哉選手が当初より評価が上がった選手として名前を挙げた。大阪桐蔭の前田悠伍投手は甲子園では見れなかったが、U18代表の戦いで大学代表との壮行試合やU18W杯で確認をする。
北海道の選手は
また、地元北海道の関係の選手は、高校生が3人、大学・社会人で3人とした。高校生だと北海の熊谷陽輝選手は進学を表明しており、プロ志望を表明している旭川志嶺の伊知地晴投手、旭川明成の千葉隆広投手、函館大有斗の川下将勲投手の3人ではないかと見られる。
大学社会人は北海高校出身の仙台大・辻本倫太郎選手、星槎道都大の153キロ左腕・滝田一希投手、北海学園大の左腕・帯川瑠生投手と予想する。
ドラフト1位候補については、「一番いい選手をとるとしか言えない」と話し、投手とも野手とも方針は決まっていないとした。また、全体的には「不作の年」としながらも「ドラフトは中長期の人事。いい選手から取りましょうという基本線はあります」と話し、現在のチームの補強ポイントよりは、長期的に見て良い選手を順に指名していくとした。






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