日本ハムは外れ外れ1位で明大守護神・大川慈英投手の交渉権獲得、栗山CBO「共に天下を!!」

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北海道日本ハムは明治大学の守護神・大川慈英投手(4年=常総学院)を1位で指名し、交渉権を獲得した。12球団で最後となる1位指名に本人は「驚きと安心とうれしさ」と語った。指名後には栗山英樹CBOが駆けつけ、「共に天下を!!」と書かれたドラフトIDを手渡した。

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1位指名最後の12番目、「驚きと安心とうれしさ」

1位指名の最後に名前が呼ばれた。西武1位の小島大河捕手、ロッテ2位の毛利海大投手らと会見場で中継を見守っていた大川投手。「クローザーなので2位以降だろうと思っていて」と、まさかの1位指名に驚きを隠せない。「驚きと安心とうれしさ、いろんな感情が一度に押し寄せてきた印象です」と、安堵の表情を浮かべた。

明治大学では一時期、不振から野球をやめようと思ったこともあったが、メンタル面から立て直した。そして今や東京六大学屈指のリリーバーとして他大学との厳しい試合の最後を任され、圧倒的な伸びと見せる「慈英ストレート」で強打者を沈黙させてきた。そのストレートは、今年のどの投手よりも素晴らしい球質を持っている。

恩師は元ハム投手、栗山CBOからの熱いメッセージ

常総学院時代の恩師・島田直也監督は、元日本ハムの投手で縁もある。指名後、栗山CBOから「共に天下を!!栗山英樹」と熱いメッセージ入りのドラフトIDを受け取った守護神は、「日本ハムは華のあるチーム。そこに近づけるように頑張りたい」と、1年目からのクローザーとしての活躍を力強く誓った。

確かにドラフト1位では、立石正広選手、平川蓮選手を外し、当事者もファンも意気消沈しているのはわかる。しかし来年、そのストレートを見れば不安を払拭するだろう。「正義 執行」にも負けない、「慈英ストレート」はエスコンフィールドの華となる。

大川 慈英 プロフィール

  • 氏名:大川 慈英(おおかわ じぇい)
  • 所属:明治大学 4年
  • 出身:常総学院高校
  • ポジション:投手
  • 投打:右投左打
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト1位(日本ハム)。最速155キロを誇る明治大学の守護神。春の左足甲骨折から復活。父は元格闘家、母はアトランタ五輪バレーボール日本代表。

https.www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/10/24/kiji/20251024s00001173059000c.html

https/hochi.news/articles/20251023-OHT1T51237.html

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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