巨人がスカウト会議、金足農・吉田輝星投手を即戦力評価

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巨人は9月30日にスカウト会議を開き、夏の高校野球の総括などを行った。金足農の吉田輝星投手には最高ランクの評価をし、相思相愛となった。

高校野球総括

スカウト会議を行った巨人の岡崎スカウト部長は「甲子園の総括もやりました」と話し、高校生のドラフト候補選手の最終的な評価付けを行った。その中で、金足農の吉田輝星投手については、7月30日のスカウト会議後には「見たことがないので楽しみにしています」と話していたが、甲子園での投球をチェックし、「いい投手だと思いました。球の質もいいし、一番は投げるスタミナがあるなという感想ですね」と感想を話した。

吉田投手は甲子園大会後のインタビューで、巨人に入りたいという受け答えをしており、これで相思相愛となった。ただし、プロ志望届を提出するかは明言していない。岡崎スカウト部長は「僕たちはプロ志望届を出した人しか指名できない。それが締め切られた時点で、誰を指名できるかが決まるので、今は何とも言えないですよね」と話した。

また高校生では根尾昂選手、藤原恭大選手、そして浦和学院の渡邉勇太朗投手もドラフト上位候補としてリストアップした模様。これらの選手が出場するU18アジア野球選手権には、複数人のスカウトを派遣し徹底マークをする。

ドラフト1位指名は

またこの日はドラフト候補の進学、就職予定者の情報共有なども行い、ドラフト候補の絞り込みも行われた模様。全体のドラフト戦略について岡崎スカウト部長は「去年は投手が1人、野手が7人。その前は野手が1人、あとは投手。2年で何とかバランスが取れた。今年は半々ぐらいになるのでは。」と話し、「捕手はいらないかも」と話した。

昨年はドラフト1位で清宮幸太郎選手、村上宗隆選手を指名したものの抽選を外し、鍬原拓也投手を指名している。そして2位、3位では社会人捕手を2人続けて指名し、その後も8位まで野手を指名した。一昨年は1位で田中正義投手、佐々木千隼投手を指名したが抽選で外し、吉川尚輝選手を指名、2位以下は7位まで投手を指名している。

今年は捕手の指名は無く、投手・野手を3~4人程度ずつ指名していく形となりそうだ。最終的なドラフト1位指名は、吉田投手の進路の決断があってから決められていく事になるが、吉田投手が最優先という事でもないとみられ、藤原選手、根尾選手、また大学生の上茶谷大河投手、松本航投手、東妻勇輔投手などのチェックをしながら、1位指名を決めていく。

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「もう最初から高かった」と岡崎スカウト部長に言わしめた評価は、夏を経て確固たるものとなった。7月30日に行われた会議後には、吉田について「(実際に)見たことがないので楽しみにしています」と期待していた岡崎部長だったが、自分の目でチェックして「いい投手だと思いました。球の質もいいし、一番は投げるスタミナがあるなという感想ですね」と改めてほれ込んだ様子。吉田は9月3日から宮崎で行われる「第12回U18アジア野球選手権」に高校日本代表として出場するが、複数人のスカウトを派遣し、徹底マークしていく方針も明かした。

吉田がプロ志望届を出すかは不明で「僕たちはプロ志望届を出した人しか指名できない。今は何とも言えないですよね」と話した。

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