巨人、阿部2軍監督などがアマチュア選手をクロスチェックする体制に

巨人は現場とフロントの一体化をテーマに、育成を担う2軍の首脳陣がアマチュアの選手を視察していく事が分かった。

スカウトとクロスチェック

山口オーナーは、「フロントとチームが一体となって立て直しが必要」と話し、チーム作りをフロントだけでなく現場と一体で行う方針を示している。以前は清武氏などフロント部門がチーム補強などを主導し、最近でも高橋監督はフロントと現場の仕事をきっちりと分け、お互いに責任を持つ体制だった。それでも、2軍監督だった岡崎氏がスカウト部長を務めるなど、育成を担う現場とスカウト部門の入れ替えをたえず行っていた。

原監督が就任すると、スカウト部門を大きく入れ替え、東海大出身で原監督の後輩である長谷川氏をスカウト部長とし、原監督が全権を持つ体制にある。そして原監督は「来季へのスタートがドラフトかなと僕はいつも感じています。非常に大事なものだと思う」とドラフト会議を重視していた。

そうした中で、今度はアマチュア選手のチェックを、2軍首脳陣の阿部監督、水野巡回投手コーチ、山崎巡回打撃コーチなども行い、スカウトとクロスチェックをしていくという。そして視察をするのはドラフト上位候補だけでなく、下位や育成での指名の可能性がある選手にも及ぶという。阿部監督は中央大出身で、東都大学リーグなどを視察をする可能性があり、投手の候補には水野氏、野手の候補には山崎氏が視察を行う。

巨人は昨年、ドラフト6位ルーキーの戸郷選手が終盤に1軍で登板し、日本シリーズでも登板するなど最終盤の戦いに大きな役割を果たした。ドラフト下位や育成での指名で、戸郷投手のような選手を獲得することが期待される。

球場で阿部監督などの姿を見ることが多くなりそうだ。阿部監督は中央大で来年のドラフト候補に挙げられる古賀悠斗捕手を高く評価しており、将来の阿部1軍監督の時のキャッチャーとして構想をしているかもしれない。

読売ジャイアンツのドラフト指名予想

一般的に現場スタッフが行うのはドラフト会議直前の指名候補選手の映像チェック。スカウト陣と同じように会議に向け長期的な視野を持って直接選手をチェックするのは超異例だ。「クロスチェック」の役割を期待されるのは阿部2軍監督、水野巡回投手コーチ、山崎巡回打撃コーチら。スカウティング部門を強化し、近い将来の常勝軍団復活を狙う。


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