巨人、育成6位指名の桐蔭横浜大・菊地大稀投手に指名あいさつ、「佐渡の子どもたちに夢を」

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巨人が育成6位で指名した桐蔭横浜大の菊地大稀投手に指名あいさつをした。佐渡島からの初のプロ野球選手になる。

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不安になっていた

菊地大稀投手は佐渡高校時代に145キロの速球を投げて注目された。しかし、プロ志望届を提出して指名を待ったものの指名漏れとなった。しかし、失意の中で桐蔭横浜大の斉藤監督が佐渡島を訪れて誘い、新たなスタートを切った。

大学でも成長し、最速は150キロを記録。制球に課題を見せる試合もあるが、良い時のストレートは威力十分、再びプロ志望届を提出し、指名を待った。

ドラフト会議では支配下での指名が終わり、育成ドラフトも指名が進んでいく。他球団が選択終了となっていく中で、「後半になって、指名されるか不安になっていた」と話したが、育成6位で名前が呼ばれた。

契約を交わせば、佐渡島初のプロ野球選手の誕生となる。「佐渡の子どもたちに、もっともっと野球をやってもらうこと。今回、指名されて、ここから自分が活躍すれば、もっともっと野球をしてくれる子どもたちが増えると思います」と話し、支配下登録され、1軍で投げる姿を佐渡島に届ける。

そして、「斉藤監督が佐渡に来てくれなければ、今の自分はありません。この4年間、野球もそうですし、人として成長させてくださった」と話し、斉藤監督に感謝を込めた。

多くの手助けと力を得て再び日本の空に飛び立った朱鷺のように、力強く美しく菊地投手もプロへと飛び立つ。

2021年ドラフト会議、指名選手一覧
2021年のドラフト会議は10月11日に行われ、支配下ドラフトが77人、育成ドラフトで51人の、合わせて128人が指名されました。
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佐渡高時代「離島のエース」と注目を浴び、プロ志望届を出したが、指名漏れ。神奈川大学リーグの桐蔭横浜大に進み、4年後のプロ入りを目指した。「斉藤監督が佐渡に来てくれなければ、今の自分はありません。この4年間、野球もそうですし、人として成長させてくださった」と感謝の言葉を並べた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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