巨人は、ドラフト3位で指名した日本大の赤星優志投手と、契約金6000万円、年俸1000万円で仮契約を交わした。
高校時に指名漏れ
赤星優志投手は最速152キロの速球を投げる投手で、動く球を使った投球で打ち取るピッチングが持ち味。大学では4年春まで東都の2部リーグで投げていたが、今年秋の1部リーグで、開幕から連続完封勝利を挙げて大きくアピールし、ドラフト3位での指名となった。
その赤星投手は、日大鶴が丘時代も140キロ中盤の速球を投げて注目された。プロ志望届を提出して指名を待ったものの、名前が呼ばれず、悔しさを持って日大へと進学していた。
その年のドラフト会議は清宮選手などが注目された年で、プロに進んだ村上選手などが大きく活躍をしている姿を見て「特に同級生という部分では負けたくない」と話す。特に、同じセ・リーグで対戦することになる東京ヤクルトの村上選手には、「対戦した時はしっかり抑えられるようにしたい」と話した。
水野スカウト部長も大学生投手の中で「一番安定感がある」と評価する。ドラフト1位2位で、ストレートの威力が十分も、まだ少し粗さが残り、実績が少ない翁田大勢投手、山田龍聖投手を指名してからの3位指名で、1年目から安定感ある投球を期待されての指名という意思が伺える。
「1年目から1軍で投げられるようにしっかり準備して、開幕1軍目指してやっていきたい」と話した赤星投手。今年ドラフト会議の一番星になる。

来季の先発ローテ入りが期待される右腕が、99年世代の一番星を目指す。「特に同級生という部分では負けたくない」と力を込めた。同学年はプロ野球では村上の他に清宮や安田らが、各界を見ても名だたるスターがズラリ。水野スカウト部長が「(大学生で)一番安定感がある」とうなる制球力と安定感を武器に、ライバルたちを上回る活躍を誓った。


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