日大と城西大がオープン戦を行い、ドラフト候補同士の市川祐投手と松川玲央選手が対戦した。
3打数ノーヒットに封じる
共に昨年11月に行われた侍ジャパン大学代表候補強化合宿に参加した日大の市川祐投手と城西大の松川玲央選手が対戦した。
1番を打つ松川選手に対し、市川投手はカットボールやツーシームなどの変化球を駆使し、初回先頭でセカンドゴロに抑えると、その後もライトライナー、ファーストゴロと3打数ノーヒットに抑えた。
「注目されている打者。対戦が決まった時から意識していました」と話し、「足が速い打者だというのは知っていたので、出塁させたくなかった」と持ち前の変化球で全力で抑え込んだ。
市川投手は最速152キロを投げるが、コントロール良く試合を作っていく投手で、東都リーグでは2年生で登板すると、東都7と呼ばれた中大の西館投手などと堂々と対峙して春4勝、秋4勝を挙げる活躍を見せた。昨年も春に4勝、秋に3勝をマークし、現時点で東都リーグ1部で15勝をあげている。
今年は19日の立教大戦で先発し3回5安打3失点だったが、フォームのズレを修正して臨んだこの日は、片岡監督も「今までの中で一番よかった。しっかり制球された球で試合を作ってくれた」と話し、エースに安心感を見せていた。
市川投手は今年、ドラフト候補として注目される。「少しずつ球速を上げながら、変化球の低めの精度、真っすぐの力強さを出せるようにやっていきたい」と話し、ストレートの威力でもアピールできるようにしていく。
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