巨人は11月30日に東京ドームのファン感謝祭で新入団選手の発表を行った。選手の推定年俸、背番号、現在地と将来の活躍のイメージを予想してみます。
巨人2024年入団選手一覧
順位 | 選手名 | 位置 | 出身 | 身長体重 | 投打 | 契約金 | 年俸 | 背番号 |
1 | 石塚裕惺 | 内 | 花咲徳栄 | 182/84 | 右右 | 8500 | 1200 | 23 |
2 | 浦田俊輔 | 内 | 九州産業大 | 171/67 | 右左 | 7000 | 1200 | 32 |
3 | 荒巻悠 | 内 | 上武大 | 184/93 | 右左 | 6000 | 1000 | 60 |
4 | 石田充冴 | 投 | 北星学園大付 | 192/87 | 右右 | 4000 | 600 | 90 |
5 | 宮原駿介 | 投 | 東海大静岡 | 174/85 | 左左 | 4000 | 800 | 57 |
育1 | 坂本達也 | 捕 | 富士大 | 173/76 | 右右 | 290 | 400 | 024 |
育2 | 堀江正太郎 | 投 | 文星芸大付 | 187/88 | 右右 | 290 | 360 | 014 |
育3 | 鈴木圭晋 | 投 | 横浜創学館 | 183/85 | 右左 | 290 | 360 | 015 |
育4 | 吹田志道 | 投 | 弘前学院聖愛 | 188/84 | 右右 | 290 | 360 | 030 |
育5 | 西川歩 | 投 | 山村学園 | 169/76 | 左左 | 290 | 360 | 029 |
育6 | 竹下徠空 | 内 | 明徳義塾 | 183/98 | 右右 | 290 | 360 | 025 |
新人選手の横顔
ドラフト1位・石塚裕惺選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆☆
高校ナンバーワン遊撃手、打撃では右打者としてレフトスタンドに強烈な一発を放ち、逆方向に右中間にもぐんぐん伸びる打撃を打てる。プロでも右の強打者として中長距離を期待される選手となりそうだ。
また個人的には、ショートの守備力も非常に高く評価をしている。俊敏性などでは門脇選手は2位の浦田選手のほうが優れているが、捕球から送球までの動き、そして送球の正確さなどがあり、できればショートで育てたい選手で、右で大きなものを打てる遊撃手としたい所。
1年目の終盤に1軍に上がって安打を放ち、2年目に飛躍というような浅野選手のような感じで巨人の主軸になっていくのではないかと思う。
ドラフト2位・浦田俊輔選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆
大学生では宗山選手についで2番目の上手い遊撃手だと評価できる。打球への入りの素早さとその後のハンドリングの柔らかさ、送球も比較的強く、安心してみていれる。
打撃についても体は大きくないが、パチンと強い打球をライトへ引っ張ることができる。ただし門脇選手などショートのポジションを掴むには、更に強さが求められそうで、他球団であれば1年目から☆4つだが、厳しいポジション争いに勝っていけるかどうかがポイントとなる。即戦力遊撃手であることは間違いない。
ドラフト3位・荒巻悠選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆
打撃を評価されての3位指名となった荒巻選手。左腕の抜き方が非常にうまく、スイングスピードを邪魔することがなく速いスイングをすることができ、低いライナーでもスタンドに届くパワーも備えている。
変化球への対応がやや合わせにいく感じがあり、ストレートを待っての変化球を打つというのが、プロでは課題になると思う。変化球を止まって待ち、スパンと振り抜けるか。
ドラフト4位・石田充冴選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆☆
体のサイズも非常に恵まれており、149キロの速球の威力もすばらしい。夏の大会時点での評価は育成指名だったが、その後の投球を見ると支配下指名も頷ける。
まだ急成長をしている投手で、その良い投球をどれだけ維持できるかというよりは、まだ伸ばしたいタイミングで、どこまで成長するかは計り知れない。将来は非常に優れた投手になる可能性があるということで☆4つと期待する。
ドラフト5位・宮原駿介選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆
大学生左腕で侍ジャパン大学代表選考合宿でも素晴らしい球を投げていたが代表入りできず、やや過小評価されているのではないかと思う投手。左腕から粘りと勢いのあるフォームからの力強いストレートはかなりのもので、まずはリリーフとしてみれば1年目から1軍で投げられるのではないかと思う。
先発としても期待したい投手で、そのための体力づくりなどを1年目はしてもいいと思う。
育成指名選手
堀江正太郎投手、鈴木圭晋投手、吹田志道投手という高校生右腕を獲得した。3人共長身の投手だが、堀江投手は150キロ近い球を投げるが今年は変化球中心のピッチングをしており、鈴木投手も長身で体ができているが、伸びやかな投球をする。吹田投手は球速はまだあまり出ていないが、フォームのしなやかさとバランスの良さが特徴で、勝てる投球ができる投手で、それぞれ特徴があり、どんな投手になっていくのか注目したい。
また、西川歩投手も左腕で完成度が高く、打撃も良い選手でセンスがある。球速もこの夏以降も伸びているといい。楽しみな投手になりそうだ。
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