福岡ソフトバンク、智弁学園・広岡大志選手を指名候補に

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福岡ソフトバンクは智弁学園の廣岡大志選手をドラフト会議の指名候補としてリストアップしていることが分かった。

通算35発内野手

広岡大志選手は180cm80kgの右打者で、高校通算35本塁打を記録する。岡本選手のように引き付けてから打つようなタイプではなく、福岡ソフトバンクの松田選手のような、前で捌いて広角に強い打球を放つ感じのスラッガー。特に思い切りが良くバットで運ぶようなレフト方向の打球は魅力十分の選手。

また守備でも2年春のセンバツでは外野手として甲子園に出場、夏はサードで出場し1本塁打を放った。そして今年はショートを守るなど器用な面がある。1番打者として出場する事もあり、プロではどのような選手になるのか、成長の方向性がたくさんある選手といえる。

 

ポスト松田

福岡ソフトバンクは今年も、高校生など伸びしろのある選手を指名する事を確認している。昨年のドラフト会議で九州国際大付の古沢勝吾選手をドラフト3位で指名しているが、全体的に若手内野手の数が少ないこともあり、日刊スポーツでは具体的な関係者のコメントはないものの、広岡選手がリストアップされているとしている。

福岡ソフトバンクはドラフト1位で県岐阜商・高橋純平投手、東海大相模・小笠原慎之介投手などの高校生を軸に指名をし、2位、3位あたりで広岡選手の指名もありそうだ。

2015年度-高校生内野手のドラフト候補リスト

2015年高校生プロ志望届提出選手一覧 | ドラフト会議ホームページ2015 Draft home page

福岡ソフトバンクホークスのドラフト会議メインページ | ドラフト会議ホームページ2015 Draft home page

大型遊撃手だけに、将来的にはホットコーナーの三塁という選択肢もありそうだ。三塁には今季もフルイニング出場しチームトップの35本塁打を放つなど、主軸を張る松田がいるが、今年で32歳。次世代の育成は必要となってくる。現在、ファームの強打の右の内野手は7年目の猪本、1年目の古沢の2人。育成でも白根、勧野しかいない。今宮、高田、牧原らが育っている二遊間に比べ、将来を見据えれば三塁手は補強ポイントと言える。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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