英明高校が香川大会の準々決勝で高松商と対戦、注目の192cm左腕・松本竜也投手はこの日も四死球1の安定したピッチングで、6安打13奪三振で1失点完投勝利を挙げた。初戦の三本松で6回で10奪三振、2回戦の石田戦では8回で11奪三振、3回戦の高松一戦でも6回で13奪三振と、ここまで29回で47奪三振と驚異的な奪三振率を見せている。
この日のストレートも144kmで低めに制球されており、長身から投げおろされるフォークボールは落差が大きくおもしろいように三振を奪う事ができた。スタンドには5球団12人のスカウトが視察し、福岡ソフトバンク・永山スカウト部長は「大型左腕でバランスがいい。将来が楽しみな好投手」と高い評価をしている。プロのスカウトが連日スタンドに詰めかける注目度の高さで、プロ志望をすればドラフト指名は確実というところまで来ている。
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