東京ヤクルトは小川監督が、埼玉西武は渡辺シニアディレクターが抽選に臨む

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 ドラフト会議が24日に迫り、多くの球団が指名重複の可能性がある中で、各球団とも抽選の人選を進めている。

東京ヤクルトは小川監督

 東京ヤクルトは桐光学園の松井裕樹投手か九州共立大の大瀬良大地投手の指名を決めており、抽選が確実となっている。そして、2010年に斎藤佑樹投手(北海道日本ハムドラフト1位)、昨年のドラフト会議で藤浪晋太郎投手(阪神ドラフト1位)の抽選を外している小川監督が「右手でも左手でも駄目だから両手で引くよ」と3度目の抽選に臨むことを示唆した。「三度目の正直」か
「二度あることは・・・」か、結果はドラフト会議で。

埼玉西武はシニアディレクターとなった渡辺氏が

 埼玉西武は今の所ドラフト1位を明言していないが、抽選となった場合には監督を辞任しシニアディレクターとなった渡辺久信氏が抽選に臨む。渡辺氏は2009年に菊池雄星投手を、2010年には早稲田大・大石達也投手を6球団の競合から引き当て、ゴッドハンドと呼ばれた。昨年は4球団の抽選だった東浜巨投手の獲得がはならず、2度あることは3度はなかった。4球団では足りなかったのかもしれない。

 ただし埼玉西武は2011年には渡辺監督の抽選を示唆させたが十亀剣投手を単独1位指名した。今年のドラフトでも投手が補強ポイントではあるが、2005年には高校生捕手の炭谷銀仁朗捕手を1位指名し、またチームで大活躍をしている浅村栄斗選手の後輩でもある森友哉捕手には複数スカウトで視察を行うなど注目度は高いと見られる。

 24日のドラフト会議で、ヤクルトの小川監督が抽選の大役を務める。

 ドラフト1位候補を九州共立大・大瀬良、桐光学園・松井の2投手に絞り込んでいるが、ともに他球団と競合は必至。10年早大・斎藤(日本ハム)、12年大阪桐蔭・藤浪(阪神)と2度のくじ引きを外している指揮官は「右手でも左手でも駄目だから両手で引くよ」と珍プランを口にした。

 今季限りで退任し、球団本部シニアディレクター(SD)に就任する西武・渡辺久信監督(48)が、24日のドラフト会議でクジを引く可能性が18日、浮上した。居郷肇球団社長(57)が「ゴッドハンドがそのままいってくれれば一番いい」と、渡辺SDの強運に託す意向を示した。

 同社長は「ファンの方が期待されているとしたらね。ナベちゃんの意向もあると思うんで検討します」と説明した。渡辺監督は09年に花巻東・菊池を、10年には早大・大石を、それぞれ6球団競合の末、引き当てた強運の持ち主だ。

 西武のドラフト1位候補は九州共立大・大瀬良、JR東日本・吉田ら即戦力投手とみられ、競合となる可能性は十分。渡辺SDのガッツポーズがまた見られるかもしれない。

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