千葉ロッテが新入団選手発表、7選手の横顔

田中英祐, 中村奨吾, 岩下大輝, 香月一也, 寺嶋寛大, 脇本直人, 宮崎敦次

千葉ロッテはドラフト会議で指名された新入団選手7人の入団発表を行った。7選手の横顔と活躍期待度をまとめた。

千葉ロッテ2014年新入団選手一覧

順位 選手名 位置 出身 身長体重 投打 契約金 年俸 背番号
1 中村奨吾 早稲田大 180cm79kg 右右 1億 1500 23
2 田中英祐 京都大 180cm5kg 右右 7000 1500 31
3 岩下大輝 星稜高 181cm80kg 右右 5000 600 46
4 寺嶋寛大 創価大 184cm84kg 右右 4000 1000 35
5 香月一也 大阪桐蔭 176cm83kg 右左 3000 500 57
6 宮崎敦次 広島国際学院大 171cm72kg 左左 2500 800 48
7 脇本直人 高崎健康福祉大高崎 180cm80kg 右左 2000 480 62

 

新人選手の横顔と期待度

ドラフト1位・中村奨吾選手 期待度1年目:☆☆☆☆ 3年目:☆☆☆

 投手の課題がありながらも1位で指名した内野手として、球団は即戦力として期待をしている。守備に関しては前後への動きが良く後方の飛球も良く捕る。また体のバランスが良く強い送球を一塁に送る事ができ、併殺をきっちり完成させる守備面は高く評価でき、1年目から守る力は十分ある。

 打撃は2年春に打率.349、秋には4本塁打を記録し評価を挙げ、侍ジャパン大学代表では3度の決勝打、秋のリーグ戦でも延長で決勝打など勝負強さがある。ただし、大学4年間で3割越えは1回だけでもっとパワーアップと技術向上が必要だ。

 

ドラフト2位・田中英祐投手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆

 球速も149km/h、多彩な変化球がありまとまったピッチングもでき、大学屈指の投手だった。ただしこれまで本格的なピッチングの指導を受ける環境には無く、阪神2軍との交流戦でも失点をするなど、即戦力と言うよりは将来を期待できる投手と言える。

 体重を最低でも5kgは増やすトレーニングを行って体を作る事、そしてその体でのフォームを作る事が求められる。大学4年間で非常に多く登板したが故障をしていない身体、またフォームの改造にも柔軟に対応できそうな事から、将来が楽しみな投手だ。

 

ドラフト3位・岩下大輝選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆

 投げては146km/h、打っても強い打撃でホームランを量産した。馬力がある選手でタイプ的には糸井選手のような印象を受ける。投手としての獲得だが甲子園では静岡戦で5四死球、八戸学院光星戦で9四球とまだまだで、打撃についても4番ではなく下位打線を打つなど確実性はまだ高くない。

 粗さの残る素材型選手で、まずは下半身の強化で安定させそこからフォーム固めを行うような1から作る必要がある選手だと思う。

 

ドラフト4位・寺嶋寛大捕手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆

 強肩はもちろんリードにおいても信頼感のある捕手で、特に打撃ではパンチ力があり打率も残せる選手となる。ただし昨年ドラフト2位の吉田裕太捕手が1年目から実績を残し、同世代の捕手として長い間君臨するため、チャンスをもらえる立場ではない。地道なアピールとともに、打撃の向上で打撃からチャンスをつかむ必要があるかもしれない。

 

ドラフト5位・香月一也選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆

 大阪桐蔭の3番としてこの夏優勝を果たしたが、昨年の森友哉、近田拓哉、笠松悠哉の後を打ちランナーを返す打撃をみせていたのが印象的で、左右に外野手の頭を越す当たりを見せる。森友哉選手にそっくりのフォームから天才的な打撃を見せる選手で、将来は首位打者を争う選手になるかもしれない。

 守備ではセカンドを守るがサードとして今江選手との勝負となりそうだ。守備面では高い評価は得られていない。守備が無くてはプロで使ってもらうのは難しい。守備力の強化が課題。

 

ドラフト6位・宮崎敦次投手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆

 小柄ながら146km/hの速球を投げ、常時140km/hを記録する隠れた逸材。リリーフとしても期待されるが、成瀬投手が抜けた先発左腕としてもチャレンジできる選手とみられる。

 

ドラフト7位・脇本直人選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆

 健大高崎で機動破壊の中心の役割を担った。打撃についてはインコースをうまくさばく面も見せ、通算57本もうなずける。ただし課題は守備で、外野守備についてはかなりの危うさがある。とはいえDHやファーストで打たせるタイプでもなく、守備力の向上が必須だ。

 しかし足でアピールできるチャンスは十分ありそうで、まずは代走として今のようにギラギラとした目で先の塁を目指してほしい。

 

チーム全体の戦力アップ 1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆

 1年目で1年間通して1軍でプレーできそうなのは中村奨吾選手のみだろう。ただし中村選手が1年間プレーできれば相当な戦力アップと言える。また寺嶋捕手も2番手3番手として捕手の層の厚さを増す意味で1年目からチームに貢献できそうだ。宮崎投手が穴として活躍するかもしれないが、☆は2つ。

 田中投手、香月選手は3年目から非常に期待できると見ている。


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