千葉ロッテ、ドラフト4位の山口航輝選手と正式契約、本人は二刀流希望も

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千葉ロッテは11月14日、ドラフト4位で指名した明桜高校の山口航輝選手と、契約金4000万円、年俸560万円で正式契約を結んだ。山口投手は二刀流を希望するも、球団は打者としての評価をしている。

二刀流希望

2年夏の秋田大会決勝で146キロの速球を投げ、金足農の吉田輝星投手に投げ勝った明桜高校の山口航輝選手、その試合で肩を脱臼し3年夏まで投手としてマウンドで投げる姿は見られなかった。プロ志望届を提出した後は、プロから打者としての高い評価を受け、バッター1本で勝負するという言葉も口にしていた。

しかし、この日の契約の場では、「大谷さんのようになりたい」と話し、二刀流の希望も口にしていた。千葉ロッテは永野チーフスカウトが「スイング力、パワー、脚力があることが魅力。」と話し、「安田尚憲、藤原恭大くん、山口くんと高卒の活きの良い3人が揃ってくれれば、わくわくするチームができるんじゃないか」とバッターとして見ている。

まずは打者として成長を目指す。「逆方向に強い当たりが打てるのが自分の持ち味」と話し、秋田出身でロッテで三冠王に輝いた落合氏を目標に、「全てにおいてすごい人だった。1歩でも近づけるように。落合さんのようになりたい」と話した。

その上で、肩の状態が良くなり、外野からすごい球を投げられるようになったら、一度ブルペンでも投げてほしい。その球を見て監督やコーチが二刀流の可能性も見出すかもしれない。

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本人は「大谷さんのようになりたい」と投手としての活躍も視野に入れるが、球団は何よりも打撃能力を評価。永野吉成チーフスカウトは「スイング力、パワー、脚力があることが魅力。(昨年ドラフト1位の)安田尚憲藤、(今年ドラフト1位の)藤原恭大くん、山口くんと高卒の活きの良い3人が揃ってくれれば、わくわくするチームができるんじゃないか」。まずは右の長距離砲としての活躍に期待する。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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