福岡ソフトバンク・ドラフト2位の杉山一樹投手が駿河総合で練習、後輩の紅林弘太郎選手に刺激

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福岡ソフトバンクにドラフト2位で指名された三菱重工広島の杉山一樹投手が、実家に帰省し、母校の駿河総合高校で練習をした。ドラフト2位で指名される投手となり、後輩にも刺激を与えた。

193cmから153キロ

駿河総合時代から杉山一樹投手の名前は上がっていた。190cm超の長身投手で球速は140キロを超えていたが、エースになったのは3年春からで、夏も初戦で敗退をしている。プロ志望届は出さずに三菱重工広島に進むことを決めていたが、その年の11月にはブルペンでの投球練習で150キロを記録したことが新聞に報道されていた。

社会人に入っても杉山投手は成長を続け193cmから153キロを記録する投手となった。しかしその成長によってフォームなどは固まら2年間は目立った結果を出せなかった。しかし今年夏の都市対抗で、リリーフで登板し常時150キロの球を投げると、杉山投手は社会人トップクラスと評価をされるようになった。

実績はないものの、今年のドラフト候補の中で1番のストレートを投げる。その投手がドラフト会議でどのように評価されるか注目されたが、福岡ソフトバンクがその能力を評価しドラフト2位で指名した。

駿河総合で練習

その杉山投手は社会人最後の大会となった日本選手権でも150キロの速球を見せると、大会終了後は、1月からの合同自主トレに向け実家に帰省している。自主トレは母校の駿河総合高校で行っており、駿河総合では投球練習を後輩に見せ、刺激を与えている。

駿河総合は体が大きく、能力の高い選手が出てくるチームとして注目され、来年は高校通算21本塁打を放っている186cmの遊撃手でスラッガーの紅林弘太郎選手がプロ注目選手となっている。紅林選手は杉山投手の球を見て、「球の速さや変化球のキレがすごかった。あのレベルと互角にやれるように取り組んでいきたい」と話し、同校初のプロ選手の球に刺激を受けていた。

プロでは先発も

杉山投手は11月21日に広島市内で仮契約を結ぶ予定で、これからプロにはばたいていく。社会人では主にリリーフで登板していたが、福岡ソフトバンクはドラフト1位でも、159キロを投げる大学屈指のリリーフ・甲斐野央投手を指名しており、どちらかが先発に転向する可能性がある。

杉山投手は起用法にこだわらない姿勢で、「将来は先発なら沢村賞、抑えならセーブ王などタイトルを狙っていきたい」と話した。

来年は甲斐野投手とともに、プロ野球ファンが驚くストレートを見せてくれると思う。またその先輩の背中を追う紅林選手もますます注目される選手になるだろう。

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母校への思いも強い。11日にはMAX153キロ右腕が、投球練習を後輩たちに披露。高いレベルを肌で感じて欲しいという表れだった。自身は3年夏シードながら初戦敗退で甲子園の夢はとざされた。熱いエールを送られた高校通算21本塁打でプロ志望の紅林弘太郎遊撃手(2年)は「球の速さや変化球のキレがすごかった。あのレベルと互角にやれるように取り組んでいきたい」と、入団すれば同校初のプロ選手の投球に刺激を受けていた。

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