千葉ロッテは、育成ドラフト2位で指名した富山GRNサンダーバーズの速水将大選手と、支度金300万円、年俸300万円で仮契約を交わした。
守備で評価
速水将大選手は、スカウトのコメントでも「守備走塁が最大の武器。小技が巧い内野手。まずは守備面で頭角を現して欲しい。」と話すように、内野の守備が期待されている。
この日、仮契約を交わし、「改めてプロ野球選手になるんだという実感が湧きました。まずは自分の強みでもある守備と走塁をしっかり磨き、1年目から支配下登録を目標に頑張りたいと思います」と話し、まずは守備でプロに挑戦する。
富山からは和田康士朗選手が2017年の育成ドラフト1位で千葉ロッテに指名され、その後、自慢の俊足を武器に支配下登録、そして1軍でもリーグ屈指の足をみせている。速水選手も「いい見本がすぐ近くにいることはとても勉強になります。」と話し、まずは和田選手の道を歩んでいく。
千葉ロッテは今年のドラフト会議の2位で池田来翔選手を指名、昨年もドラフト3位で小川龍成選手を指名している。中村選手、藤岡選手などが二遊間を守るが、外国人にエチェバリア選手が守備でショートのレギュラーを取っている。打撃タイプ、守備タイプなど色んなタイプの選手が揃う中で、速水選手もその一つのオプションに入りたい。

速水は「自分の強みでもある守備と走塁をしっかり磨き、1年目から支配下登録を目標に頑張りたいと思います」と会見で抱負を口にした。今季盗塁王を獲得した和田も同球団の出身。「いい見本がすぐ近くにいることはとても勉強になります。また小さいころにあこがれていた小坂コーチもいらっしゃるので、まずはファームでしっかり鍛えたいと思います」と話した。

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