東京ヤクルトはドラフト上位候補として、日本文理大のケムナ・ブラッド 誠投手をリストアップしていることが分かった。
151キロ右腕
ケムナ・ブラッド 誠投手はハワイ出身の投手で192cm91kgの大きな体から151キロの速球を投げる。すでに11球団から調査書が届いており多くの球団が注目する選手。
東京ヤクルトは投手陣の立て直しを図るため、即戦力投手の指名が多くなりそうだが、ドラフト1位では清宮選手を指名し、外れ1位や2位では即戦力投手の指名が濃厚、その中でケムナ投手を高く評価している。
ケムナ投手は日南高校の1年時はサーフィンをしていたが、高校2年生から野球部に入部すると力を見せ始め、日本文理大に進むと頭角を現す。3年時は右肘を痛めて1年間マウンドから遠ざかったが、4年になると150キロ級の球をバンバン投げ、全日本大学野球選手権に出場した。
選手権では初戦の九産大戦で2回0/3で3失点で降板をしたが、未完成ながらも角度があり質の良い球を投げていた。これからますます成長が期待できる右腕投手だと思う。
多くの球団が注目するケムナ投手、3位前後で指名されそうだ。
2017年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト
東京ヤクルトスワローズのドラフト会議
ヤクルトが、今秋のドラフト上位候補として日本文理大のケムナ・ブラッド・誠投手(22)をリストアップしていることが13日、分かった。米国人の父を持ち、最速151キロを誇る身長192センチの大型右腕。大学では先発と抑えを経験しており、投手陣の底上げを図るチームの補強ポイントにも合致する。
ケムナは、父・ブルースさん(54)の仕事の関係で3歳の時にハワイから移住。父がサーフィン好きだった影響もあり、宮崎で暮らした。高校1年時はサーフィンが中心。2年時から野球部に入部した異色の経歴を持つ。球種はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップと多彩。大学3年時には右肘痛で約1年間マウンドから遠ざかったが、復活を遂げた今春は九州地区大学リーグ北部で3季連続の優勝に貢献し、全日本大学野球選手権に出場した。
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