東京ヤクルトのドラフト1位・清水昇投手が仮契約、背番号「17」

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東京ヤクルトはドラフト1位で指名した国学院大の清水昇投手と、契約金9000万円、年俸1400万円で仮契約を交わした。背番号は川崎投手などエースが付けた「17」に決まった。

神宮の申し子

神宮球場の隣にある日本青年館ホテルで契約交渉を行った清水昇投手、最速151キロの速球を投げ、東都リーグでは13勝7敗、202奪三振を記録し、ドラフト会議では日体大・松本航投手、東洋大の上茶谷大河投手に次ぐ評価を受け、ドラフト1位で指名された。

ヤクルトは根尾選手、上茶谷投手の抽選を外しての指名で、契約金なども最高条件ではなかったが、橿渕スカウトグループデスクが提示した背番号は、191勝を挙げた松岡弘投手や川崎憲次郎投手などが付けてきたエース番号だった。「背番号17は東京ヤクルトの清水といわれるようになりたい」と話し、大きな期待に応えることを誓った。

清水投手はプロで対戦したい打者について、「プロで結果も残している。同年代のスター。同じ舞台に立てるので対戦したい」と話し、同学年の巨人・岡本和真選手を挙げた。今年ブレークし33本塁打、100打点を達成した巨人の4番をライバルとし、かつて巨人キラーとして活躍した松岡投手、川崎投手の後を継ぐ。

帝京高校では甲子園で出場はなく、大学でもリーグ優勝は無し。「高校、大学と目立つことがなかったので負けたくない。結果で目立ちたい」と話した。それでも4年春にリーグ最優秀防御率に輝くなどしっかりと成績は残す。優勝、日本一はプロでつかみ取る。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧

橿渕スカウトグループデスクから託された番号が期待の大きさの表れだ。最速151キロを誇る好投手、清水は背番号「17」に決まった。
ヤクルトの「17」といえば、通算191勝を挙げ、1978年は16勝で球団初のリーグ優勝と日本一に貢献した松岡弘や98年に沢村賞を受賞し、巨人キラーとして活躍した川崎憲次郎、2004年の新人王に輝いた川島亮ら、右の本格派エースが背負ってきた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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