ヤクルト、早実・清宮福太郎選手をリストアップ - ドラフト会議ホームページ Draft home page

東京ヤクルトが、早稲田実のスラッガー・清宮福太郎選手をドラフト指名候補としてリストアップしていることがわかった。

野手としては候補の一人

東京ヤクルトの球団幹部は、「野手としては一人。パワー、バッティングの力強さ、それは兄貴と一緒」と話し、早稲田実の清宮福太郎選手をドラフト指名候補としてリストアップしている事を明らかにした。

東京ヤクルトは投手のドラフト上位指名が続き、チーム全体で投手陣の強化を図る。その中で幹部は「野手もすぐに育つものじゃない。本当にレギュラーになれるとか、チームの中心になれると思った選手を」と、チームの中心となる選手の獲得を目指す。

清宮福太郎選手は兄、清宮幸太郎選手と同じように中学時代にホームランを量産して注目された。兄は1年の春からホームランを打ちまくり、高校通算111本という驚異的な数字を残したが、福太郎選手は1年夏まではベンチ入りせず、昨年から主軸として打つようになっていた。新型コロナの影響もあり、ホームランの数はまだまだだが、182cm99kgの体があり、粘って逆方向に運ぶタイムリーなど、チャンスに強い打撃を見せる。

幹部は「男前、彫りが深い。あれだけのDNAを持っている選手ですし、力もありスター性もあります」と話す。父、克幸氏はラグビーで大活躍をした選手。兄はプロではまだ思ったほどではないものの、1年目から１軍でしっかりとホームランを放っている。

今年、新型コロナの影響もなく、春からしっかりと練習試合、公式戦を重ねてゆき、そこで結果を残していけば、清宮選手の獲得を目指す球団は秋には多くなっていそうだ。