東京ヤクルトはドラフト会議で指名した6選手の入団発表を行った。選手の推定年俸、背番号、プロでの活躍する姿の予想などをします。
ヤクルト2022年入団選手一覧
順位 | 選手名 | 位置 | 出身 | 身長体重 | 投打 | 契約金 | 年俸 | 背番号 |
1 | 山下輝 | 投手 | 法政大 | 188/100 | 左左 | 9000 | 1400 | 15 |
2 | 丸山和郁 | 外野手 | 明治大 | 174/78 | 左左 | 7500 | 1200 | 4 |
3 | 柴田大地 | 投手 | 日本通運 | 180/93 | 右右 | 6000 | 1200 | 41 |
4 | 小森航大郎 | 内野手 | 宇部工 | 172/83 | 右右 | 3000 | 500 | 59 |
5 | 竹山日向 | 投手 | 享栄 | 182/85 | 右右 | 2500 | 500 | 62 |
育1 | 岩田幸宏 | 外野手 | BC・信濃 | 178/77 | 左左 | 300 | 280 | 024 |
新人選手の横顔
ドラフト1位・山下輝選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆
角度のある左腕投手としてプロでも貴重なタイプ。140キロ中盤から後半の速球を打者のインコースに攻める投球ができ、スライダー、スプリットの沈む球も有効に使える。
ただし、高校時代から故障が多く、1年間を通して実績を残したというのはない。今秋も左腕の疲労骨折をしており、プロでは長く活躍するために、体質改善というか、故障をへらすことも考えていく必要がある。
1年目は1勝が目標、3年目に先発で8勝以上。
ドラフト2位・丸山和郁選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆
元DeNAの金城選手のような、鋭い走塁、そして外野の守備を見せる。一番バッターとして塩見選手とポジション争いを期待したいが、まだ盗塁、守備、打撃に粗さもあり、勢いあるプレーは保ちつつも、プロで技術を磨いてゆきたい。
1年目は50試合出場、3年目に20盗塁を記録したい。
ドラフト3位・柴田大地選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆
最速156キロを記録する右腕投手。とにかくストレートの威力と、140キロ中盤のスプリットは、プロでもなかなか見られない。しかし、その能力に体が追いついていけていない印象で、高校、大学、社会人と故障で登板機会が少なかった。山下投手同様に、プロで長く活躍するための体質改善のようなものが必要かもしれない。それができれば、五十嵐亮太投手のような圧倒的なストッパーになれる。
1年目はファーム登板をすること、後半に1試合位1軍で登板し、2年目にリリーフとして30ホールド、3年目には抑えのエースとして投げたい。
ドラフト4位・小森航大郎選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆
抜群のスピードがあり、しっかりとしたスイングで柵越も見せる力もある。内野手としての守備も俊敏さが光る選手。三塁は村上選手がいるため、二遊間で強打を見せてゆきたい。若いライバルの多いポジションで競争しながら成長したい。
1年目は2軍で50試合出場、3年目にはショートで1軍出場。
ドラフト5位・竹山日向選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆
今年、大きく成長した投手の一人に挙げられる。現時点で153キロの速球は、体に力を込めて投げているところも無く、まだまだ伸びしろがありそうだ。150キロ後半の速球に変化球も投げられる本格派の先発投手として期待される
1年目は2軍で先発で15試合、シーズン後半には1軍で登板し、2年目から奥川シフトで、中10日前後で1軍で15試合程度を投げたい。
育成ドラフト1位・岩田幸宏選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆
50m5.7秒の俊足があり、体もがっしりしていて打撃も強いスイングができる。基本的に逆方向に強い打球を打って出塁する感じ。総合力が高い選手で、結果を残せれば支配下登録、1軍の道が十分ある。
1年目にファームで打率.250、15盗塁、2年目に支配下登録され1軍出場。


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