ヤクルトからドラフト3位で指名された創価大学の山崎太陽投手(22)が25日、東京都八王子市の同大学キャンパスで指名あいさつを受けた。ドジャース・大谷翔平選手と同じ身長193cmの大型右腕に、同席した青木宣親GM特別補佐も「デカっ!」と驚きの声を上げた。山崎投手は、阪神から1位指名された同僚の立石正広内野手との対戦を熱望し、「抑える自信はあります」と“立石斬り”を宣言した。
青木GM補佐も驚く193cmのスケール
指名あいさつの席で、山崎太陽投手を一目見た青木宣親GM特別補佐は、その大きさに思わず「デカっ!活躍したらモデルの仕事も入ってくるね」と声をかけ、場を和ませた。193cm、足のサイズ30cmというスケールの大きな体から投げ下ろす最速149キロのストレートが武器の右腕。「誰よりも指にかかると思っている」と、自慢の直球に絶対の自信を持つ。
高校時代は捕手だったが、大学入学後に投手に転向。この4年間で最速を142キロから149キロまで伸ばし、カットボールやフォークなど多彩な変化球も習得。今春には右肘を疲労骨折し、2ヶ月のノースロー期間を余儀なくされたが、そこから這い上がってきた。「アベレージで150キロ以上は投げられるように。奪三振のタイトルを獲りたい」と、プロの舞台での目標を明確に語った。
阪神ドラ1の同僚・立石へ「抑える自信あります」
プロの世界では、大学で苦楽を共にした同級生が、最大のライバルとなる。チームメイトの立石正広選手は、阪神から1位指名を受けた。アマチュアNo.1スラッガーとの対戦について問われると、山崎投手は「抑える自信はあります」と力強く宣言した。
「去年とかは結構打たれました」と、シート打撃では苦戦していたことを明かしたが、「今年は(新しく習得した)フォークで抑えている」とキッパリ。プロの舞台での同級生対決を心待ちにした。「新人王を目指して。三振を多く取りたいです」と意気込む大型右腕が、まずは開幕1軍を目指す。
山崎 太陽 プロフィール
- 氏名:山崎 太陽(やまざき たいよう)
- 所属:創価大学 4年
- 出身:帝京第五高校
- ポジション:投手
- 投打:右投
- 身長:193cm
- 主な特徴や実績:2025年ドラフト3位(ヤクルト)。最速149キロ。大谷翔平選手と同じ193cmの長身右腕。大学から投手に転向し、今春の右肘疲労骨折から復活した。








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