阪神は今年のドラフト会議で獲得した6選手の入団発表を行った。一覧はこちら↓
順 | 名前 | 守 | 出身 | 特徴 | 契約金 | 年俸 | 背番 |
1 | 藤浪晋太郎 | 投 | 大阪桐蔭 | 197cm86kg・右右 | 10000万 | 1500万 | 19 |
2 | 北條史也 | 内 | 光星学院 | 177cm75kg・右右 | 7000万 | 720万 | 2 |
3 | 田面巧二郎 | 投 | JFE東日本 | 177cm90kg・右右 | 6000万 | 840万 | 41 |
4 | 小豆畑真也 | 捕 | 西濃運輸 | 181cm83kg・右右 | 5000万 | 840万 | 52 |
5 | 金田和之 | 投 | 大阪学院大 | 184cm77kg・右右 | 4000万 | 720万 | 48 |
6 | 緒方凌介 | 外 | 東洋大 | 176cm75kg・右左 | 3000万 | 660万 | 65 |
ドラフト1位の藤浪晋太郎投手は大阪桐蔭で春夏連覇を達成したエース。197cmの長身から常時140km後半を投げ、最速153kmを記録する。スライダー、フォークの制球力も良く、即戦力として考えられている。藤浪投手は「背が高いところと勝ちにこだわるというのがセールスポイント」と話し、「勝ちにこだわるという意味で強いて言えば、最多勝を獲りたい」と目標を語った。和田監督も「タイガースのエースというより、球界を代表するエースになってもらいたい」と期待をかけた。
ドラフト2位の北條史也選手は今夏の甲子園で4本塁打を記録、甲子園には4度出場し3度の準優勝、通算17試合で打率.379、4本塁打、29打点を挙げ、まさに甲子園の申し子という活躍を見せた。北條選手は「打点王を獲りたいです。勝負強いバッターを自分は目指しているので」と話した。
ドラフト3位の田面巧二郎投手は150kmの重い速球が武器で社会人でも先発、リリーフで登板した。会見では対戦したい相手について「巨人の長野選手です」と答えた。
ドラフト4位の小豆畑真也捕手はセカンドまでの送球が1.8秒台を切ることもある強肩捕手、社会人ではスタメンマスクを奪われるなどまだまだ課題もあるが、素質は十分だ。「フットワークを生かしたスローイングが持ち味。盗塁王を取った中日の大島さんと対戦したい。打者との勝負より、捕手と走者という関係で戦いたい」とセリーグNO1の快足封じを宣言した。
ドラフト5位の金田和之投手は、キレのある140km台のストレートが魅力で、リーグ戦で6試合連続完封勝利を挙げて注目された。阪神とは今年3月に2軍と練習試合を行い、5回6安打1失点と好投している。「藤川さんは真っすぐで勝負できる選手なので、自分もそういう投手になれるようにがんばりたい。」と話した。
ドラフト6位の緒方凌介選手は遠投120mの強肩と50m5.8秒の俊足を持つ能力の高い選手で、大学野球でもホーム刺殺を何度も見せた。しかし大学4年では膝を手術し秋季リーグ戦は後半に出場しただけで終わった。緒方選手は「今の注目の的は藤浪ですけど、実戦が始まったら、その立場を奪いたい」とドラフト1位の藤浪投手にライバル心を見せ、「肩はは自信がある」と話した。
現在の所、阪神の球団史上で上位にランク入りする会心のドラフトだったと思う。しかし結果は数年後、この6人がプロでどんな活躍を見せるのか楽しみだし、その時にまた評価したい。
阪神は3日、大阪市内のホテルで新入団選手の発表会を行った。ドラフト1位の藤浪晋太郎投手=大阪桐蔭高=は背番号19のユニホームに袖を通し、感想を語った。「タテジマのタイガースのユニホームを着させてもらい、実感も湧いてきました。これから頑張っていこうという気持ちになりました」。
セールスポイントを聞かれると「勝ちにこだわるというのが、自分の一番のセールスポイントです」と話した。
会見に同席した和田監督は「タイガースのエースというより、球界を代表するエースになってもらいたい」と期待をかけた。
「背が高いところと『勝ちにこだわる』というのがセールスポイント」と豪語した。甲子園で9連勝。一度も負けていないのだから、説得力がある。隣に座った和田監督も「(クジで引き当てて)チームの流れも変わってきたと思います。阪神のエースというより、日本のエースになってほしい」と願った。
座っても頭一つ大きいスーパーボディー。類い希な才能を持つ右腕は目標も高い。今季限りで引退した金本知憲氏(44)のように不惑を超えてもバリバリと活躍することを誓った。
「40歳を超えれば長くやったと言われる。30代後半でも、投手では長い方になる。その辺りまで一線級としてやれるようにしたい。金本さんの年齢(今季44歳で引退)までできるようになればいいと思う。しっかりトレーニングします」
目標は阪神の抑えで活躍し、大リーグ・カブスと合意した守護神・藤川だ。最速153キロ右腕は藤川の投げる「火の玉」に憧れ「狙っても打てない本物の真っすぐを投げる。直球が代名詞になるような投手になりたい」と宣言。その上で「自分の直球は(プロで)全然通用するとは思っていないので、これからしっかり磨いていきたい」とレベルアップを口にした。
阪神は今季5位に低迷。救世主として期待される黄金ルーキーは「勝ちにこだわる」と話し、目標に最多勝を挙げた。さらに「40歳すぎまで一線級で活躍したい」と44歳で現役引退した金本知憲氏ばりの「鉄人」宣言だ。同席した和田監督は「球界のエースになるくらい頑張ってほしい」と激励。藤浪も「何年かけてでも藤浪が球界のエースだと言ってもらえるようにしたい」と語った。
阪神・ドラフト2位の北條史也内野手が3日、大阪市内のホテルで新入団選手発表会に臨んだ。背番号「2」を背負い、打点王を目標に掲げた。
将来的に獲りたいタイトルを聞かれ、「打点王を獲りたいです。勝負強いバッターを自分は目指しているので」と即答した。
大舞台での勝負強さは折り紙付きだ。光星学院時代に4度出場した甲子園では、通算17試合に出場し、打率・379、本塁打4本、打点は29。中軸打者としてチームを3季連続の準優勝に導いた。
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