阪神、来年のドラフト1位候補は大阪桐蔭・森友哉捕手

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 阪神は来年のドラフト1位指名に大阪桐蔭・森友哉捕手の名前を挙げた。球団関係者が「チームとして甲子園のスターを優先することになる」と、今年のドラフト1位・藤浪晋太郎投手とバッテリーを組み、1番打者としてチームの優勝に貢献した森選手の指名を示唆した。

 既に球団は森選手に高い評価をしており、中村GMも「いいキャッチャー。おそらく1位で消えていくことになるんじゃないか」と評価していた。阪神は来年捕手の補強をする事も決めており、森友哉捕手の他、日本生命・小林誠司捕手のマークしているが、森選手が優先されそうだ。

 森捕手には中日の中田スカウト部長も高い評価をしているなど、他球団も打撃においてはトップクラスの評価をしている。捕手についてはキャッチングに課題はあるものの、藤浪や、沢田圭佑投手をリードし春夏連覇を成し遂げ、また18U世界選手権でも神原友、大谷翔平など多くの投手をリードした経験がある。アメリカから痛烈なタックルを受けるなどの厳しい経験もしており、将来の日本の中心捕手として期待がかかる。

 阪神のドラフト1位はほぼ決まったと言ってよいだろう。来年も和田監督た抽選を引き当てるのか、注目したい。

来季のドラ1候補に大阪桐蔭・森 - デイリースポーツ:2012/12/5

 阪神が来年のドラフトで“甲子園のスター”を優先的に指名する方針であることが4日、分かった。1位候補に挙がるのが大阪桐蔭で藤浪とバッテリーを組んだ森友哉捕手(2年)。下級生ながら同校を春夏連覇へ導いた、打てる司令塔の成長を追っていく。

 

 球団関係者は「チームとして甲子園のスターを優先することになる」と明かした。森は身長170センチながら、パワフルな打撃が持ち味。守備面でも我慢強いリードや素早いスローイングは高校生トップクラスで、岐阜国体で視察した中村GMも「いいキャッチャー。おそらく1位で消えていくことになるんじゃないか」と評価していた。今年は1位で藤浪、2位で北條と甲子園の決勝で戦った2人を指名したが、話題性の面でも獲得するメリットは大きい。

 

 この日、スカウト陣が西宮市内の球団事務所に集結し、ここ数年のドラフトを検証した。今後は年内に各スカウトからリストが提出され、新年1月の合同自主トレ期間中に1回目のスカウト会議を行う予定。藤浪の女房役が来季、ドラフト戦略の目玉になる。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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