福岡ソフトバンク・東浜巨投手に3500人ファン集まる、阪神・藤浪晋太郎投手には中西投手コーチが専任に

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 福岡ソフトバンクはキャンプの振り分けを発表し、ルーキーではドラフト1位の東浜巨投手、ドラフト3位の高田知季内野手、ドラフト6位の山中浩史投手の3人が1軍メンバー入りとなった。ドラフト2位・伊藤祐介投手、ドラフト4位・真砂勇介投手、ドラフト5位の笠原大芽選手は2軍スタートとなった。

 福岡ソフトバンクは地元福岡の筥崎宮で必勝祈願を行い、昨年よりも500人多い3500人のファンが集まった。この人数は2005年の球団創立以来となり、若い女性も多かったらしい。大学の大エース・東浜巨投手がプロ野球の大エースとして活躍する日も近いだろう。

 阪神・藤浪晋太郎投手は既に沖縄入りし、自主トレでは連日ブルペンで投球をしているが、この日は片山ブルペン捕手が「150km/hは出てたんちゃう」と話すなど、調子を上げている。そんな中で阪神は藤浪投手に2軍担当の湯舟投手コーチも1軍キャンプに同行し、山口1軍投手コーチ、中西1軍投手コーチと3人で藤浪投手をチェック、また、藤浪投手がブルペン入りしたときには、常に中西コーチが着き、湯舟コーチ、山口コーチが他の投手を見る体制をとる。

 球界の至宝なので、ケガなどさせずフォームを崩さないように、面倒を見て欲しい。

 

 沖縄尚学高で甲子園V投手になり、精かんなルックスでスター性のある東浜が、営業面でも力を発揮した。3500人は昨年より500人多く、05年のソフトバンク球団初年度に並ぶ数字。「例年は年配の方が多いけど、今年は若い女性が目立ちます」と警備担当者も目を丸くした。

 

 境内では球団がオープン戦の企画チケットを販売。東浜らルーキーがサイン色紙をプレゼントするとあって長い行列ができた。桑原正明営業本部課長は「昨年の1・5倍ぐらい売れました。新人選手への期待もあるでしょう」と手放しで喜んだ。

 阪神ドラフト1位・藤浪(大阪桐蔭)が沖縄合同自主トレで2度目のブルペン入り。立ち投げながら「(力は)10割に近いくらいで投げた。指にかかっているし状態はいい」と40球を投げ込んだ。

 

 片山ブルペン捕手は「150キロくらいに感じる」と絶賛。また、和田監督は沖縄入りし、キャンプ中は投手コーチ1人に藤浪をマンツーマン指導させる方針を示した。それに伴い、湯舟2軍投手コーチを帯同し、投手コーチを異例の3人態勢とする。

 沖縄・読谷村のチーム宿舎に入った和田監督が「藤浪がブルペンに入る時にコーチを1人取られてしまう。手伝いというか、カバーしてもらうために(2軍の)湯舟に来てもらいます」と狙いを説明した。2月1日から投手は主力のA班、中堅のB班、若手のC班に分かれるが、藤浪はどこにも所属しない。中西投手コーチは「ピッチングはAでやって、ランニングはCとか場合によって違う。ちょっとした変化にも気づけるようにしたい」と話した。

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