阪神のドラフト1位指名は九共大・大瀬良大地投手、外れ1位で大阪桐蔭・森友哉捕手をリストアップ

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 阪神は中村GMや高野球団本部長、佐野統括スカウトなどが坂井オーナーを訪れ、戦力についての報告を行った。

ドラフト1位指名は大瀬良大地投手

 この日の朝に中村GMは「いえるはずがない」とドラフト1位候補の明言はしなかったが、スポーツ紙各紙とも九共大・大瀬良大地投手の1位指名は既にオーナーにも報告済みとし、一本化されたと見られる。

外れ1位候補

 いずれの投手を1位指名したとしても競合は避けられず、外れ1位候補の人選をしている。候補としては大阪桐蔭・森友哉捕手、日本生命・柿田裕太投手、横浜商大・岩貞祐太投手などが挙がっているようだ。

 坂井オーナーは「ドラフトだけじゃなく、現状のことを聞きました。秋季キャンプのことも含めて」と話し、他にもFAや外国人による補強などを総合的に話し合った。

 最優先事項は、24日に迫ったドラフト会議だ。中村GMはこの日の朝、ドラフト戦略について「いえるはずがない」と口を閉ざしたが、和田監督ら現場の意向もあって、1位は即戦力投手で固めている。最有力の九州共立大・大瀬良は、中日やヤクルトなどと競合する可能性があるが、1位で指名する方針をオーナーに了承された。

 また重複した場合は和田監督がくじを引くが、仮に外した場合は大阪桐蔭高・森友哉捕手(18)が「外れ1位」に浮上。即戦力投手ならば最速145キロ右腕の日本生命・柿田裕太投手(21)と、横浜商大・岩貞祐太投手(22)の評価が球団内で上がっていることも判明した。

 阪神が24日のドラフト会議で、九州共立大・大瀬良大地投手(22)を1位指名の最有力候補に挙げていることが22日、分かった。

 この日午後、高野栄一球団本部長、中村勝広GM、佐野仙好アマ統括スカウトらが大阪市内の阪神電鉄本社を訪問し坂井信也オーナーにドラフトの指名選手などを報告。会合に出席した球団幹部の一人は「スカウトも入っていろいろな話をした。(指名順などを)シミュレーションをしながらね」と説明したが大学屈指の本格派の指名に踏み切ったもようだ。

 大瀬良は九州共立大では1年から主戦。今年7月の日米大学野球では日本代表のエースとして国際舞台も経験するなど、スケールの大きい即戦力右腕だ。武器となるのが1メートル87、89キロの体格から投げ下ろす直球で最速153キロを計測する。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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