阪神、8月に京都大とプロアマ交流戦を予定、田中英祐投手をマーク

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 阪神は、京都大とのプロアマ交流戦を8月に行う方向で調整を進めているようだ。阪神は昨年末に3月に交流戦を行う方向で調整をしていたが、予定が合わずに流れていた。

中村GMなどが田中英祐投手をチェックへ

 京都大には148km/hの速球を投げ、春のリーグ戦で3勝を挙げた田中英祐投手がいる。阪神は昨年秋より田中投手をドラフト候補としてリストアップをし、リーグ戦でも佐野統括スカウトなど5人態勢で視察をし、池之上スカウト課長は「技術、素材はプロのレベルにあると思う」と評価している。

 特に「面白い素材が、たまたま京大生だったということ」と、京都大だから話題になるという事ではなく、純粋に大学生投手として評価している。

 交流戦が行われれば、阪神2軍の打者を田中投手がどのように抑えるかをチェックする事になるが、もし決まれば中村GMも視察に訪れる予定のようだ。

 

大学生投手でも上位クラスに

 今年の大学生投手は、早稲田大・有原航平投手、亜細亜大・山崎康晃投手、明治大・山崎福也投手、法政大・石田健大投手など東京を中心にプロから熱い視線を送られており、ドラフト会議でも1位指名は最も多くなるだろうと予想される。

 そしてそれに続く大学生投手グループとして、中央大・島袋洋奨投手や、名古屋大・七原優介投手、東農大北海道の風張蓮投手などがいるが田中投手はここにランクされているとみられる。

 しかし島袋投手は調子を崩し、七原投手はトヨタ自動車入りを明言し、風張投手も大学野球選手権の出場を逃してアピールのチャンスが減ったことから、この中では田中英祐投手が筆頭となり、最も良ければドラフト2位で、少なくとも4位までには指名されるとみられる。

 

 本物なのか、話題先行なのか―。阪神が関西学生野球連盟の秋季リーグ戦開幕前の8月にも、京大とのプロアマ交流戦を開催予定であることが判明。最速148キロ右腕・田中との対戦が実現すれば、その力量を身をもってはかる絶好の機会となる。球団関係者も「京大の田中投手については、夏に試合をする予定と聞いています」と話した。

 中略 

  文武両道の逸材だ。今春リーグ戦では、京大投手としては出色のシーズン3勝をマーク。特に5日の同大戦(甲子園)では雨が降りしきるコンディション不良にもかかわらず、自身2度目の完封勝利を飾った。阪神はその試合を佐野アマ統括スカウトら5人態勢で視察しており、担当の池之上スカウト課長は「技術、素材はプロのレベルにあると思う」と高評価。東大と並んで国内最高峰の大学である京大生ということで、その実力を疑問視する向きもあるが、同スカウト課長は「面白い素材が、たまたま京大生だったということ」と意に介さない。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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