阪神、履正社の寺島成輝投手をドラフト1位候補に

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阪神は履正社の寺島成輝投手をドラフト1位候補にリストアップしていることが分かった。

即戦力なら

阪神は今年のドラフト会議では即戦力の投手か内野手を補強ポイントとしており、ドラフト1位候補には創価大・田中正義投手や中京学院大・吉川尚輝選手などの名前が挙がっている。

しかし阪神の球団幹部は、即戦力の評価もある履正社の寺島成輝投手について「スカウトが1年目から使えると評価するなら1位候補になる」と話し、1位候補として入ってくる可能性を示した。

阪神は岩貞祐太投手や岩崎優投手など左腕投手がローテーションを張り、右は藤浪晋太郎投手とメッセンジャー投手が投げる。阪神は2013年の岩貞投手と、2014年の横山雄哉投手、2年連続で左腕投手を1位指名しており素材は多い。しかし岩貞投手が疲れが見え始め横山投手もまだ活躍が見られずにいる。

また右投手でも藤浪投手が力はあるものの安定していない投球が続き、メッセンジャー投手も外国人選手とあっていつ球団を去るのかわからない。今年投手を1位指名するならば、しっかりとしたエース投手が必要だろう。

即戦力を最優先に考えると、左の寺島投手も現時点で高校生ではすば抜けた力を持つが、現時点での実力では田中正義投手が上なのは間違いない。同世代の藤浪投手に刺激を与える意味でも、田中投手が最優先なのは変わらないとみられる。

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球団幹部は「寺島君は高校生ですが、スカウトが即戦力として評価するなら1位入札候補になります。1年目から使えるというなら。地元の選手ですし。藤浪クラスというなら言うことはありませんからね」と期待を寄せる。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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