阪神・金本監督「いくら頑張っても引けません」

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阪神は一番最初に清宮幸太郎選手の1位指名を公表してこの日に臨んだ。しかし願いは叶わなかった。また2番目に指名した安田尚憲選手も抽選で獲得する事はできなかった。

当たりくじはすでになく

清宮選手の抽選では7人の抽選の中で最後から2番目、北海道日本ハムの木田GMがすでに当たりくじを引いており、金本監督の時には当たりくじは無かった。

今年はフロントも阪神電鉄も金本監督も清宮選手の1位指名で一致し、清宮選手と面談した10月上旬には既に1位指名を公表した。昨年、一昨年とドラフト当日に金本監督が指名選手を決め、高山俊選手、大山悠輔選手の指名は会場を驚かせたが、今年はそういう事はなかった。

サプライズで会場の歓声をあげさせる事もなかったが、清宮選手、安田選手の獲得で歓声を上げさせることもできなかった。金本監督は「なかったんだから。いくら頑張っても引けません」と話した。

3人目の抽選で仙台大の155キロ右腕・馬場皐輔投手を指名、ここでは重複しないかと思っていたと思うが、福岡ソフトバンクと重複となった。今度は金本監督が先に引く番で、「3回目はまだ生きてる、僕が先に引いたので。これを外したら嫌だなというので、当たった瞬間はホッとしたというのが一番でした」と話した。

馬場投手については「現場としては即戦力というので、うちは先発の枚数が足りないので、チーム状況を考慮しての指名でした」と話した。

また四藤球団社長は「まずまず、獲りたいポジションでいい選手を獲ることができた」と話した。高校生野手については「欲しい選手が他球団に指名されてしまった事もあるので」と話した。

狙っている選手は獲れたか

また金本監督は全体的な指名について「結果的には大社のピッチャーを右、左と獲れたし。目標だった足の速い野手、内野、外野とね。」と話し、補強ポイントとしていた左腕投手として高橋遥人投手、足のある内野手で熊谷敬宥選手、外野手で島田海吏選手を獲得でき、バランスの良い指名、狙っている選手は獲得できた形となった。

左腕では狙っていた東克樹投手は横浜DeNAが、また斉藤大将投手は埼玉西武が先に指名した形となったとみられるが、高橋投手を獲得でき良かったといえる。

2017ドラフト指名選手
阪神タイガースのドラフト会議

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