巨人・高橋監督抽選2連敗、残念としか言いようがない

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巨人はドラフト1位指名を最後まで公表しなかったが、ドラフト1位では清宮幸太郎選手を指名、また抽選で外した後の指名でも村上宗隆捕手を指名し、事前の予想通りの指名をした。

抽選連敗

巨人・高橋監督は、清宮選手を7球団の重複の末に外すと、村上選手にもヤクルト、楽天が指名してまさかの3球団競合となり抽選で外した。「初めてくじを引いたけど、自分が入ってきた時とちがう緊張感があった。まあ、残念としか言いようがないけど、これも運というか縁だから」と話した。

これで巨人は3球団以上が競合した1位での抽選は、1992年の松井秀喜選手で当てて以降10連敗となった。

3回目で指名した中央大の鍬原拓也投手について高橋監督は「右のパワーピッチャーで補強ポイント」と話し、「来てくれるならば最初から期待したい」と即戦力として期待をした。

中央大からは阿部慎之助選手、沢村拓一投手を1位で指名しており、3人目のドラフト1位指名となる。

捕手2名を指名

また巨人は、ドラフト2位で大阪ガスの岸田行倫捕手、3位でNTT西日本の大城卓三捕手を立て続けに指名した。社会人の即戦力捕手をこのように立て続けに指名する事は非常に珍しく、その意図を聞きたいところだが、この指名に対する球団関係者のコメントはない。

ただし捕手をなんとかしたいという意図はうかがえ、1軍でマスクを被るドラフト1位捕手の小林捕手と競争できる、または入れ替わりで起用できる捕手の獲得を、投手や他のポジションよりも優先させた。

岸田捕手は他球団も獲得を狙っていた選手だったと思われ、2位指名はうなづける。3位の大城捕手は強打の捕手で、侍ジャパン社会人代表では捕手ではなくDHで出場し、打撃を活かして一塁など他のポジションでも起用できる可能性はある。しかし、捕手として社会人で伸びてきている選手で、1軍で試合によって選択できる捕手としてベンチ入りさせたい。

高校生の指名は8位の湯浅大選手と育成指名となり、チームの補強ポイントを指名した形となった巨人のドラフト、抽選で外した残念感はぬぐえないが、この中から来年活躍する選手が出てきてほしい。

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