阪神、大商大・大西広樹投手をリストアップ

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阪神は大商大の148キロ右腕・大西広樹投手をリストアップしていることが分かった。

コントロールと変化球

大西広樹投手は2年生の2017年から大商大のエース格として投げ、2017年の大学野球選手権、明治神宮大会にチームを導くと、2018年、2019年も春のリーグ戦を3連覇し、それぞれ大学野球選手権でも白星を挙げている。

そして今年は年初からドラフト候補として注目され、3月には阪神、オリックスとのプロアマ交流戦で多くのスカウトが注目する前で登板をした。3月15日の阪神2軍との対戦では、5回を投げて内野安打2本に抑え、4つの三振を奪って無失点に抑える好投に、投球を見ていたメッセンジャー投手も「スピードを変えたり変化球を交ぜて、阪神打線を抑えていた。すごくいい仕事をしていたね」と絶賛していた。

また3月30日のオリックス2軍との対戦でも7回を投げて5安打1失点、12個の三振を奪う力投を見せていた。しかし、今年の大学野球選手権では日本文理大を9回4安打1失点に抑えて完投勝利を挙げたものの、変化球を中心に制球重視で投げたものの4つの四死球を与え、本来の調子ではなかった。

その大西投手について阪神の球団関係者は、「コントロールもまとまっているし、変化球もいい」と話し、プロでも通用すると評価をし、ドラフト指名候補としてリストアップをしている。若手投手に望月投手、才木投手など速球派が多いが、まだ先発やりリーグでチームに貢献をできるところまで行っていない。実戦派で実績の経験も十分の大西投手は、同じ世代の少し違ったタイプの投手として注目をしていると見られる。

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大西は力強い腕の振りから投げ込む最速148キロの直球と、変化球も交えた制球力が武器だ。阪神2軍相手に好投した直後の3月30日も、オリックス2軍とのプロアマ交流戦に先発。ソロ本塁打を浴びたが12三振を奪う快投で7回5安打1失点。プロの打者相手に好アピールを続けた。球団関係者も「コントロールもまとまっているし、変化球もいい」と説明。プロでも通用する見立てで、評価を高めた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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