U18の3番・韮澤雄也選手と4番・石川昂弥選手、日大三・井上広輝投手、履正社・井上広大選手がプロ志望届

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高校生プロ志望届は、侍ジャパンU18代表で3番を打った花咲徳栄の韮澤雄也選手と4番を打った東邦の石川昂弥選手が9月20日にそろってプロ志望届を提出した。また甲子園を賑わせた日大三の井上広輝投手、履正社の井上広大選手もプロ志望届を提出した。

U18戦士

花咲徳栄の韮澤雄也選手はU18ワールドカップで3番ファーストとして全試合に出場し、チームトップの10安打、打率.345を記録した。慣れないファーストでワンバウンドの送球を捕球はできなかったが、大会のベストナインに選ばれた。東邦の石川昂弥選手は不動の4番バッターとして全試合に出場し、1本塁打にチームトップタイの9打点を挙げる活躍を見せた。

共に木製バットにしっかり対応し、非常にレベルの高かった世界のU18世代の投手からしっかりとヒットを打ったことで、プロのスカウトも打撃については安心感を高めた。U18戦士からは2番を打った八戸学院光星の武岡龍世選手もすでにプロ志望届を提出している。あとは1番を打った桐蔭学園の森敬斗選手の決断が注目される。

W井上

日大三の井上広輝投手は、2018年春のセンバツの由利工戦で2番手で登板し、146キロの速球を投げて6回2安打5奪三振無失点の好投を見せて注目されると、2018年夏も奈良大付戦で先発し3回ノーヒット、準決勝の金足農戦では3番手で登板し1回1/3を1安打1奪三振無失点に抑えている。この甲子園で最速150キロを記録した。

しかしその後、右ひじの故障をし秋の大会でチームは初戦敗退、東京都選抜で遠征したキューバとの対戦では登板できていたようだが、今年は春・夏ともに甲子園に出場する事なく終わった。それでも西東京大会では140キロ中盤の速球に変化球もしっかりと投げており、能力の高さを見せた。4月のU18代表候補合宿には参加をしていた。

プロ志望届を提出せず進学するかもという憶測も流れたが、元々の志望通りプロ志望届を提出した。ドラフト会議では3位前後での指名が予想される。

また今年夏の甲子園の主役、6試合で3本塁打を放ち14打点の活躍でチームを優勝に導いた履正社の井上広大選手もプロ志望届を提出した。U18代表入りも予想されたが、昨年のオフに右膝の手術をしており、3月のセンバツではまだ本調子ではなく、4月の合宿には召集されなかった。その状態や守備面で代表入りは見送られたとみられる。

それでもこの夏の爆発力は、右の大砲を探すプロのスカウトからは十分魅力的で、ドラフト会議では3位前後での指名が予想される。

U18代表戦士、そしてそこに入れなかった選手たちも、同じラインで待つドラフト会議、そしてプロ入り後はドラフト会議での指名順位はついてくるものの、ドラフト1位もドラフト下位も横一線の戦いとなる。これから、どんな活躍、そして競争をしていくのか非常に楽しみ。

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