阪神は今年も高校生内野手指名へ、森敬斗選手、韮澤雄也選手、紅林弘太郎選手をリストアップ

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阪神は、次世代の内野陣を作り上げるため、今年も高校生内野手を複数人リストアップしていることが分かった。

鳥谷選手退団

阪神はここ数年はポスト鳥谷として、ドラフト会議では糸原健斗選手、熊谷敬宥選手、木浪聖也選手と毎年のように内野手を指名している。そして鳥谷選手が退団をすることが決まった。これまで即戦力内野手の指名を続けたが、阪神の内野陣は上本選手が33歳で最年長だが、糸原選手が27歳、北條、大山、木浪選手が25歳となっており、ポジション争いをしている間に30歳が近くなってしまう状況が続いている。

そのため、次世代の内野陣を作っていくという意識が球団内で高まっている。その布石は昨年から始まっている。1位で外野手の指名にこだわり、近本光司選手を獲得した後、ドラフト2位では投手の指名かと見られたが、高校生内野手の小幡竜平選手を指名して話題となった。

そして今年もそれを継続し、高校生内野手を複数人リストアップしている事が分かった。

候補としてリストに残っているのは、桐蔭学園の森敬斗選手、花咲徳栄の韮澤雄也選手、そして駿河総合の紅林弘太郎選手だという。森選手と韮澤選手はU18代表の内野手で、代表では共にセンターとファーストを守ったものの、高校では遊撃手としてプレーする。森選手は抜群の俊足と強肩があり、U18では木製バットで思い切りの良い打撃を見せて活躍した。韮澤選手は足は速くないが、U18の不動の3番として木製バットできれいなセンター返しのヒットを続けた。また、紅林選手は186cmの大型遊撃手で、高校通算40本を超えるホームランを放ち、大型だが素早いフィールディングと強肩を見せる。

森選手が筆頭候補に挙がっているようだが、他球団も森選手への評価は高く、1位指名の可能性がある。阪神はドラフト1位で高校生投手を指名し抽選で外した場合には捕手の指名の可能性があるが、ここで森選手の名前が挙がってくる可能性もある。そしてもし2位までに残っていればここでも高校生捕手か森選手かという事になるが、2位の阪神の順番まで残っている可能性は高くないと思う。

森選手を獲得できなかった場合は、3位で紅林選手や韮澤選手の指名という流れになりそうだ。

ドラフト当日の流れで誰が球団と縁がつながるか、注目したい。

2019年度-高校生内野手のドラフト候補リスト
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その次世代をにらみ、昨年のドラフトでは2位で小幡を指名。今年も引き続き「高校生内野手」の獲得を目指す方針だ。

 筆頭に挙がるのがパンチ力、俊足、強肩と三拍子そろった森だ。昨秋の関東大会初戦・常総学院戦ではサヨナラ満塁弾を放つなど勝負強さも併せ持つ。大舞台でも今春のセンバツでは初戦の啓新戦で3安打をマーク。9月に韓国で行われたU18W杯では出塁率5割と躍動した。

 韮沢も同大会でチームトップの10安打を放ち、ベストナインにも輝いた。甲子園出場こそない紅林は、身長186センチの恵まれた体格に加え、素早いフィールディングと強肩の持ち主。今春のU18日本代表候補合宿では奥川から二塁打を放ち、注目を集めた。阪神のスカウト陣も夏の静岡大会を熱心にマークする姿が確認されている。

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