阪神、来年のドラフト候補に履正社の関本勇輔捕手をリストアップ

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阪神のスカウト陣が、履正社の主将で4番、捕手としてチームをセンバツ出場当確に導いた関本勇輔捕手を、来年のドラフト候補としてリストアップしていることが分かった。

中学時から注目

関本勇輔選手は父親が元阪神の関本賢太郎氏で、少年野球時代から阪神の畑山統括スカウトが注目し、中学時代にセカンドまで1.89秒という強肩を見せていた。

そして履正社に進むと、今年夏は背番号12でベンチ入りし、チームの甲子園での優勝を経験した。そしてこの秋からは主将となり、チャンピオンチームの4番・捕手・主将としてチームを引っ張る。この姿をみた畑山総括スカウトは、「元々肩は強いし、打撃も良くなっている。特に勝負強いし、キャプテンをやって、頭もいいと聞いている。今の段階で、十分、候補に入ってくると思いますよ」と、来年のドラフト候補としてリストアップしていることを明らかにした。

関本選手も、父親が阪神の矢野監督と親交が深く、捕手として活躍した矢野監督に「頭が良く、試合をコントロールできるところ」と目標とする。阪神は今年のドラフト2位で履正社の井上広大選手を指名しており、指名の縁も非常に強い選手だろう。今年のドラフトでは5位で藤田健斗捕手を指名しているが、ポスト梅野として次世代の捕手の育成を掲げる矢野阪神にとって、関本選手も将来の貴重な戦力と考えている。

阪神は今年、西投手と筆頭に、井上選手、及川投手、遠藤選手、藤田捕手と高校生を次々と指名し、将来のチームの中心選手を指名する路線をとった。来年も明石商の来田涼斗選手や中森俊介投手、智弁和歌山の小林樹斗投手など関西を中心に有望な高校生がおり、2年連続で高校生路線で行くかが注目される。

今週土曜日には父親の出身校・天理と対戦する。すでにセンバツ出場は当確となっており、来年のセンバツでは阪神はスカウト全員で視察し、関本選手をチェックする。

2020年のドラフト候補
2020年ドラフト指名予想

履正社で主将と4番を務める関本に、虎のスカウト陣が来秋ドラフト候補として熱視線を送る。父・賢太郎氏は阪神で活躍した内野手で、お立ち台では矢野監督同様「必死のパッチ」を決めゼリフとした選手。畑山統括スカウトは中学3年時の二塁送球タイムが、プロと同等の1秒89を記録した金の卵の潜在能力の高さを評した。

 「元々肩は強いし、打撃も良くなっている。特に勝負強いし、キャプテンもしているからね」

1位で指名した創志学園・西純矢投手を筆頭に、上位5位まで甲子園のスター選手を大量指名した今秋のドラフト。夢と希望、未来もロマンもぎっしり詰まった猛虎の戦略に光を見いだした虎党は多いだろう。来秋ドラフトでもその路線を踏襲する形で狙いを定めるのが猛虎の血を引く“超良血”の関本だ。畑山俊二統括スカウトは言葉に力を込めた。

 「肩もいいし、バッティングもいい。勝負強さもある。今の段階で、十分(来年ドラフトの)候補に入ってくると思いますよ」

「もともと肩は強いことは知っているが、キャプテンをやって、頭もいいと聞いている。それに勝負強いバッティングも魅力」

 関本は中学3年時に二塁送球で1秒89というプロ並みのスローイングの速さを記録。今夏の甲子園で全国制覇したときは背番号「12」でベンチ入りし、新チームになってからは4番捕手&主将としてチームを引っ張る。

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