阪神、ドラフト1位指名の西純矢投手と、契約金1億円+出来高3000万円、年俸1200万円で仮契約

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阪神は、ドラフト1位で指名した創志学園・西純矢投手と、契約金1億円+出来高3000万円、年俸1200万円で仮契約をした。

154キロ右腕

西純矢投手は1年時から140キロ中盤を記録し、まだ登板する姿が広まっていない中で噂が駆け巡っていた。2年生になるとその実力を見せ、夏の岡山大会では倉敷商の153キロ右腕・引地秀一郎投手(2018年楽天ドラフト3位)と投げ合って勝利し、夏の甲子園では149キロの速球にフォーク、スライダーなどキレのある変化球で1回戦で16奪三振で完封勝利を挙げた。抑えるたびに空に向かって雄たけびを上げる姿は審判から注意されたほど。

2年秋も夏の疲労が無く投げ続けたものの、調子がやや上がらずセンバツ出場を逃した。3年生になると体がさらに大きくなり球速は152キロを記録、夏の岡山大会では154キロを記録するまで成長した。甲子園出場は出来なかったもののU18代表に選出されると、佐々木・奥川の2枚看板が思うように登板できなかった中でエース級の活躍を見せ、また打撃でも2本のホームランを放ち、外野から鋭いバックホームを見せるなど打撃や守備でも高校トップクラスという評価をされた。

U18を終え「一緒にプレーさせてもらった。それまでも自分は負けていると思っていたが、あの2人に負けている部分が分かった」と佐々木投手と奥川投手にレベルの差を感じており、「これからそれを生かしていければ」と話した。

西投手は高校1年生だった2017年の10月に父親が亡くなった。2018年の甲子園の雄たけびは父に届かせるものだったと思う。契約金の使い道について聞かれると「弟が高校に入学するので、家族に当てはめられたら」と話し、「2年間、お母さんは大変だったと思う。今度は自分がお母さんを助けるというか、支えていきたい」と続けた。

阪神の大黒柱として、また家族の大黒柱として西投手の活躍を期待したい。

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 同じ高卒ドラ1の最速163キロ右腕・佐々木や今夏甲子園大会準優勝右腕・奥川をプロの世界では追い越したい。U18で共に戦った両投手も令和のスター候補生として期待されるが、西はレベルの違いを感じていた。
「一緒にプレーさせてもらった。それまでも自分は負けていると思っていたが、(U18W杯で)あの2人に負けている部分が分かった」

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