阪神が高知高・森木大智投手と面談、「球団として高い評価をいただいた」

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阪神は山本スカウトが、高知高の森木大智投手と面談を行った事がわかった。

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一番目

高知高校の154キロ右腕・森木大智投手は、9月10日にプロ志望届受理の公示が行われ、9月14日のこの日、阪神が約15分間、12球団の一番最初に面談を行った。

森木投手は「自分が目標にしていた世界に近づいている」と話し、阪神について「球団として高い評価をいただいたという話です。すごく伝統のあるチームだと感じた。そういうところでやらせていただけたら」と話した。

そして、阪神で印象の残る投手として、「自分が野球を始めたキッカケが藤川球児さん。一番、頭に浮かびます。火の玉ストレートに一番魅力を感じます」と話し、地元出身で高知商から阪神に進み、球界を代表するリリーバーとして活躍した投手を挙げた。

森木投手にはすでに11球団から調査書が届いているといい、この日は福岡ソフトバンクとも面談をするなど、ドラフト会議に向けての動きが着々と進んでいる。ドラフト1位での指名は間違いないと見られ、何球団が指名をするかが焦点となりそうだ。

阪神の山本スカウトは、天理高・達孝太投手との面談が、プロ志望届の提出前に行った可能性があり、現在審議をされていることもあってか、コメントは見られない。

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小学2年の時、知人と甲子園で阪神対巨人戦を観戦した。「結構、人も多くて歓声もすごかった。ああいう球場で野球をやりたい」と初めてプロ野球をナマで見た記憶を思い起こす。甲子園は森木の憧れの舞台であり続けた。7月28日の高知大会決勝で明徳義塾に敗れた。センバツも夏の甲子園も出場できず、未踏のマウンドに武者震いする。

「甲子園を目指して高校野球をずっとやってきた。その舞台で、いつか投げられる機会があることを考えると、とても光栄です」

森木は12球団OKの姿勢を示しているが、「高い評価をしていると言っていただいた。伝統のあるチームなので、そこでやらせてもらえるなら頑張りたい」と好印象を語った。

 阪神とは縁のある選手だ。野球を始めたきっかけは、地元・高知のレジェンドでもある藤川球児氏に憧れて。小学2年の頃には阪神-巨人戦を見に甲子園を訪れ、「歓声がすごくてあんな球場で野球がしてみたいと思った」と目指すべき場所になったという。

野球を始めたきっかけは、同郷の元阪神・藤川球児氏の影響だった。小学2年で生まれて初めて観戦したプロ野球も甲子園での「伝統の一戦」だった。憧れの存在は登板しなかったが「人も多くて歓声もすごかったのをよく覚えています」と振り返る。夢であるプロ入りへ向け、「全ての世代にとって勇気、希望になれる選手になりたいと思っています」と言葉に力を込めた。

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